企業によっては、入社日が決まっていない場合があります。
よく見かけるのが、入社日が「応相談」という記載です。
つまり「採用担当者と相談したうえで決めましょう」という意味です。
なぜ、わざわざ入社日を曖昧にするのでしょうか。
一般的には、次の2つの理由が考えられます。
企業側の意図としては、1日でも早く入社してほしいと考える場合があります。
たとえば、現場の仕事が非常に忙しい上、人も不足している場合です。
こうした状況では「新人でもいいから早く手伝いがほしい」と考えます。
この意図で募集をしている企業の場合、採用基準は、入社日が重要なポイントになります。
自分より早く入社できる人がいた場合、その人が優先される可能性があるため、注意が必要です。
優秀な人材に入社してもらいたいため、入社日を応相談にする場合があります。
入社日を自由に設定したほうが、人も集まりやすく、優秀な人材を発掘しやすくなるからです。
応募者にとっても入社日を相談できるメリットは大きいはずですから、悪い話ではないでしょう。
以上、2つの理由が考えられますが、本当の意図は企業側しかわかりません。
気になるなら、問い合わせて確認するといいでしょう。
特に印象を悪くさせる質問ではないため、気軽に問い合わせて問題ありません。