結婚式を挙げれば、結婚式の写真を撮影しますね。
数多くある写真の中でも、とりわけ結婚式の写真は、大事な1枚ではないでしょうか。
ウエディングドレスを身につける機会は、めったにあるものではありません。
一生のうち、最初で最後になるかもしれません。
「汚れないように大事にしよう」
そう思い、結婚式の写真をふすまの奥にしまおうとします。
大事にする気持ちは素晴らしいですが、奥にしまうのはもったいないです。
特別な1枚だからこそ、特別に扱いましょう。
結婚式の写真を、ぜひ活用していただきたい。
結婚式の写真は、見えやすいところに飾っておきましょう。
初心を忘れないためです。
結婚式の写真は、夫婦としての原点です。
原点の写真は、できるだけ夫婦の目の届くところに飾るのがポイントです。
たとえば、台所です。
食事をするたびに、結婚式の様子が目に飛び込んできます。
結婚式の写真を見るたびに、初々しい記憶がよみがえり、夫婦仲を維持する役目を果たします。
「私たちは結婚したんだ」という自覚を促しやすくなります。
同時に、夫婦としての結束を促す効果があります。
台所のほか、茶の間でも寝室でも、財布の中でもかまいません。
写真を飾るのに抵抗があるかもしれませんが、せめて結婚して最初の3年間は、飾ってもいいのではないでしょうか。
夫婦になったことが、潜在意識にしっかり刻み込まれるのです。