結婚すれば、名字が変わります。
夫婦にもよりますが、一般的には、妻の名字が夫の名字に変わる場合が多いです。
「鈴木花子」が「山田太郎」と結婚すれば「山田花子」になるということです。
婚姻届を出して、最初に違和感があるのは、この名前の変化ではないでしょうか。
今まで何十年も慣れ親しんだ名字が、ある日突然変わるわけです。
仕方ないとはいえ、やはり慣れないうちは違和感があるのです。
新しい名字に違和感があるうちは、まだ夫婦としての形が定着していないと言えます。
そこでぜひ、していただきたいのは、字の練習と声だしです。
まず新しい名字に慣れることが大切です。
小学校のとき、鉛筆を持って、文字の練習をしましたね。
その要領で、名字が変わった新しい名前を紙に書いてみましょう。
このとき、黙々と書くのではなく、声に出しながら書きます。
まず10回、挑戦してみましょう。
新しい名字は、違和感がなくなるまで紙に書いて声に出すのです。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れてくるまで何度も繰り返します。
何度も繰り返し書くうちに、違和感がだんだんなくなります。
10回で足りなければ、20回でも30回でも書きます。
これから一生付き合うであろう、新しい名前です。
違和感がなくなったとき、夫婦としての形が定着します。