「肯定の言葉」と「否定の言葉」があります。
肯定の言葉とは、相手の意見に同意したり賛成したりする言葉です。
「そうですね」「なるほど」「わかりました」などです。
否定の言葉とは、相手の意見を拒否したり反対したりする言葉です。
「違います」「わかりません」「できません」などです。
肯定と否定とでは、言い方で気をつけたいことがあります。
同じ調子で言うのではなく、肯定と否定とで、言葉の調子を変えることがポイントです。
肯定の言葉は、強く言いましょう。
「そうですね」より「そうそう。そうなんです」です。
「なるほど」より「おっ、なるほど」です。
「わかりました」より「わかりました!」です。
前向きな言葉ですから、堂々と胸を張って言いましょう。
会話のテンポがよくなり、話が前に進んでいきます。
否定の言葉は、優しく言いましょう。
否定は、相手の意見を拒む言葉です。
相手を傷つけたり怒らせたりするかもしれませんから、申し訳ないような言い方をするのがベターです。
「違います」より「違いますねえ」です。
「わかりません」より「わからないなあ」です。
「できません」より「難しいなあ」です。
柔らかく、丁寧な言い方になりましょう。
否定の言葉が、聞きやすい言葉になります。
会話のテンポを保ちやすくなります。