友人が「昨日、幽霊を見たよ」と話しかけてきたとき、どう返事をしますか。
大げさなことは、疑いたくなるでしょう。
さほど気にすることなく「本当かなあ」と返事をする人は、要チェックです。
疑った瞬間、3つの流れが悪くなります。
「会話」「相手」「自分」です。
1つ目は、会話です。
疑った瞬間、会話の流れが悪くなります。
2つ目は、相手です。
話を疑うと同時に、話をする相手も疑う言いぐさにも聞こえます。
疑われた相手は、気分を害することがあります。
3つ目は、自分です。
疑おうとする自分は、心がゆがんでいると思われやすく、相手から悪い印象を持たれることがあります。
疑う言葉が口癖になっていると、人間関係で損をします。
では、どう言えばいいのでしょうか。
「本当かなあ」ではなく「すごいねえ」というほうが、爽やかです。
素直に納得したほうが、会話がスムーズに進みます。
「あなたを信用しますよ」という暗黙のメッセージになり、相手も喜びます。
相手の話を素直に信じる自分も、爽やかな印象になるのです。
もし騙されるなら、思いきり騙されたほうがいいのです。
もちろん金品で騙されるのはいけませんが、日常会話でささいに騙されるくらいは良しとしましょう。
それもまた、盛り上がりの1つになります。