「嫌いな人がいる」という人には、共通点があります。
嫌われやすいことです。
「嫌いな人がいる」と言うほど、かえって自分が嫌われやすくなります。
口にする人に、悪い雰囲気が漂うからです。
「嫌いな人がいる」という人には、接し方に気を使います。
接し方が悪いと「今度は自分のことを『嫌いだ』と言われるのではないか」と不安になります。
近づきにくく、話しかけにくく、接しにくくなるのです。
もし自分が「嫌いな人がいる」と口にしていれば、そういうふうに見られている可能性があります。
「嫌いな人がいる」というフレーズは、気をつけたい一言です。
さて、ここからが本題です。
「嫌いな人がいる」というフレーズに気をつけるとはいえ、実際、そりの合わない人はいるものです。
そういう人に対しては、どう言えばいいのでしょうか。
何も言わなくていいのです。
わざわざ話題に出す必要はありません。
好きな人の話題は積極的に出しても大丈夫ですが、嫌いな人の話題は控えるように心がけましょう。
もし意見を求められることがあれば、言い方を少し工夫します。
「嫌いな人」ではなく「苦手な人」という言い方にしましょう。
とげとげしい印象はありませんね。
言葉遣いを、ほんの少し気をつけるだけで、人間関係がうまくいくのです。