自分の人生は、不幸すぎると言う人がいます。
ほかの人と比べて、努力が報われなかったり、不運に見舞われたりすることが、多いような気がします。
うまくいかないことが多ければ、自分の人生を恨みそうになるでしょう。
しかし、不幸を感じる本当の理由は、不幸そのものが原因ではありません。
欲を持ちすぎていることが原因です。
「あれも欲しい。これも欲しい」という欲が強いので、思いどおりにならないことがあると、不幸が目立ちます。
不足や不満ばかりを見ていれば、誰でも自分が不幸だと感じるでしょう。
「不幸すぎる」と言っている人ほど、実は欲が深いのです。
満たされていることには目を向けず、不足していることばかり目を向けています。
欲深い考えを持っていれば、誰でも「自分の人生は不幸すぎる」と思います。
本当に、不幸になります。
逆の考え方をするのです。
「自分の人生は幸せすぎる」と考えてみましょう。
そう思えなくても、そう思い始めることが大切です。
自分の人生がどうであろうと、まず今の自分は幸せすぎると考えてみます。
自然と、人生に対する見方が変わります。
自分がすでに恵まれていることに気づくようになり、心地よい気分になります。
不足より、満たされていることに目が向くようになるため、幸せを感じやすくなるのです。