執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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箇条書きの限界は、7つまで。

箇条書きの限界は、7つまで。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

箇条書きは、一つ一つが重要な項目です。

しかし、重要な項目とはいえ、項目数が多いのでは意味がありません。

たくさんのことを一度に話されると、聞き手の理解が追いつきません。

さらには、一つ一つが軽い内容にさえ見えてしまうのです。

重要なポイントは、できるかぎり少なくなるように絞ってください。

どんなに多くても、7つまでです。

なぜ7つなのか。

人間には「マジックナンバー7」と言われる性質があるからです。

「人が一度に記憶できるのは7つが限界」と言われる法則です。

個人差は多少あり、5つから9つまで幅はあるようですが、おおむね「7」が基準です。

プレゼンの箇条書きで、7項目以上にわたるものを目にする機会がありましたが、7を超えると印象が薄くなります。

ちなみに、7より少ない分には問題ありません。

7つより5つ、5つより3つです。

できるだけ項目は少なく絞るようにしましょう。

見やすいプレゼン資料の作り方(27)
  • 重要項目は、7つ以下に抑える。
音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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