私がこれまで受けたプレゼンの中で、ページ番号のない資料に遭遇したことがあります。
冗談かと思いますが、多いのです。
発表者が「○○の項目をご覧ください」とはいえ、ページ番号がないので探すことになります。
次のページか、それとも前のページなのか、直感的に探しにくく手間がかかります。
探すというのは疲れますし、いらいらさせられます。
本来、ページ番号をふることは、慣れた人にはごく当たり前の基本です。
注意ポイントというべきほどのことではありません。
しかし、初心者には、その「まさか」があるのです。
基本的すぎるからこそ、逆に抜け落ちやすい点なのでしょう。
プレゼンで使用する資料には、必ずページ番号をふるようにしましょう。
ヘッダーでもフッターでも特に決まりはありませんが、一般的にフッターが多いようです。
見やすいだけでなく、参照しやすい資料を作ることが大切です。
プレゼンの最中、ページ間を行き来する場合には、ページ数で指示するのがポイントです。
「最初にご説明した概要説明の項目に戻ってください」というより「3ページに戻ってください」というほうが直感的なのです。