執筆者:水口貴博

見やすいプレゼン資料の30の作り方

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夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。

夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。 | 見やすいプレゼン資料の30の作り方

予定が立て込んでいるとき、プレゼンの資料を夜中に作ることがあります。

期日が迫っているので、仕方ないときもあります。

夜に作成した資料を朝に見直して、驚いた経験はありませんか。

「なぜこんな大げさな表現をしたのだろう」

「ちょっと書きすぎたかな」

「この図やグラフは見づらいな」

作成したのは自分のはずですが、自分らしくない不自然な表現や大げさな内容になっていることに驚きます。

なぜ、こうしたことになるのでしょうか。

ラブレターと同じです。

夜はテンションが高くなり、平常心を失いやすい時間帯です。

そのうえ、疲れもたまっているため、正常な思考を失いやすい。

夜に書いてしまうと、気持ちが高ぶりすぎて、表現や内容が奇抜になる傾向があります。

結果として、目も当てられない内容になりやすいのです。

では、どうすればいいのか。

夜に資料を作成するのはいいですが、必ず朝、チェックしましょう。

朝は、落ち着きを取り戻す時間です。

朝にチェックすれば、夜に気づけなかった悪い点を見つけやすくなります。

「夜に作成すれば、朝にチェック」

この流れをセットにするのです。

見やすいプレゼン資料の作り方(11)
  • 夜に作成した資料は、必ず朝、見直す。
資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。

見やすいプレゼン資料の30の作り方

  1. プレゼンの資料は、1から作らない。
  2. 目次から作れば、スムーズに作成が進む。
  3. 資料全体を通して大事なのは、統一感。
  4. 無意識のうちに確かめる視線の動きに合わせて、資料を作成する。
  5. プレゼンの資料は、1枚1分を目安に作成する。
  6. 複数の資料を使うなら、あらかじめ資料番号を振っておくこと。
  7. 「箇条書きのほうがよいのではないか」と、問いかけながら資料をチェックする。
  8. 動きのある機能には要注意。
    頼っても、頼りすぎるな。
  9. 専門用語の説明は、口頭だけで終わらせない。
  10. 凝りすぎた資料は、おおむね失敗する。
  11. 夜に作成した資料は、行きすぎた内容になりやすい。
  12. 資料では、色を使いすぎるより、限定したほうがいい。
  13. 使う色は3色までに限定すれば、自然と見やすい資料が出来上がる。
  14. 資料にはページ数をふり、ページ数で見るべき場所を指示する。
  15. ヘッダーには、会社のロゴを入れよ。
  16. イラストより写真のほうが、現実感がある。
  17. プレゼンの資料作成で大切なのは、量より質。
  18. 「30ページ以内・30分以内」を目安にする。
  19. 「ここだけの話」があるプレゼンは、評価が上がりやすい。
  20. お客さまに提出する資料に、再生紙は使わない。
  21. 会社のロゴの扱いには、細心の注意を払うこと。
  22. 「データ」を示すと、説得力は倍増する。
  23. 資料のチェックは、逆の視点から見るほうがいい。
  24. 文字のサイズは、全体的に大きくする。
  25. スライドを作りすぎるな。
  26. 読みにくい手書きのほうが、よく読まれ、印象に残りやすい。
  27. 箇条書きの限界は、7つまで。
  28. 音読しながらチェックすると、誤字脱字の発見精度が向上する。
  29. 出来上がった資料は、同僚にチェックしてもらうだけではまだ甘い。
  30. プレゼンの資料は、紙に出すまでは安心できない。

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