執筆者:水口貴博

存在感のある人になる30の方法

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曖昧な表現では忘れられる。はっきりした表現だと存在感が出る。

曖昧な表現では忘れられる。はっきりした表現だと存在感が出る。 | 存在感のある人になる30の方法

日本在住のアメリカ人の話を聞いていると、日本人は曖昧な表現が多くていらいらしてしまうと言います。

「~するんじゃない?」

「~かもしれない……」

「~だと思うんだけど……」

「って言うか……」

「微妙……」

とこのように、できるだけ曖昧な表現が多いのは、日本人である私も実は前から気になっていたところです。

会社の若い社員だけでなく、重役でも、遠回しの表現をよく耳にします。

「一応こういうものです」と言って、差し出された名刺には「取締役」とか書かれていたりします。

「一応」と言うのが、いやらしい。

役職のある人なら、自己紹介くらいはしっかりできるようにならなくてはなりません。

日本人には「できるだけ相手を傷つけたくない。だから遠回しな表現をする」という慣習があります。

それはそれで、日本人の優しい心が反映されていていいのです。

問題は、はっきり言わなければならないところでさえも、遠回しにくどくど言っている人です。

ここぞというときには、はっきり言える人にならなければなりません。

何でもかんでも曖昧な表現で逃げてしまっては、その人の本当の気持ちがわからなくなります。

曖昧な表現では、聞いているほうも印象に残りにくいです。

「話はしたけど、よく覚えてないな」となります。

はっきりした発言の人ほど、印象に残りやすいです。

おすぎやピーコさんが人気を集めているのは、はっきり話しているからです。

「あんたのその服、かっこ悪いね」と、ためらわずに言います。

不思議なことに、はっきりしているからとはいえ嫌な気分にはなりません。

むしろはっきり言ってくれるから、何が言いたいのかがよくわかり、理解しやすいのです。

存在感を出すためには、はっきりものが言えるようになることです。

はっきり話せるようになるだけで、忘れられる会話から、心に残る会話になるのです。

存在感のある人になる方法(9)
  • はっきり話す。
「みんながやっているから」は卒業。
「私がやりたいから」を大切にする。

存在感のある人になる30の方法

  1. 存在感を出すだけで、かっこよくなれる。
  2. 本当の存在感は、物ではなく、心。
  3. 大きく見せるのではなく、小さく見せると、存在感が出る。
  4. また聞きでは、説得力が出てこない。
    説得力は、自分の体験から生まれてくる。
  5. 「俺がやった」と言ってしまうと、存在感が空回りする。
  6. 存在感には、2種類ある。
    よい存在感と悪い存在感。
  7. 背筋をぴんと伸ばすと、見た目も心も引き締まる。
  8. 我慢をすると、個性が出ない。
    素直になれば、個性が出てくる。
  9. 曖昧な表現では忘れられる。
    はっきりした表現だと存在感が出る。
  10. 「みんながやっているから」は卒業。
    「私がやりたいから」を大切にする。
  11. 話をするより、話を聞こう。
  12. 大声を出すと、存在感より迷惑を撒き散らしてしまうことになる。
  13. 失敗すると笑う人に、存在感が漂う。
  14. コンプレックスこそ、大きな存在感を生み出す武器になる。
  15. 上手な人より下手な人のほうが、人気者になれる。
  16. 「魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ」。
  17. 「忙しい」を禁句にするだけで、存在感をアピールできる。
  18. 「たまに」が、怖い。
  19. 何でも「Yes」と答えない。
    嫌なことは「No」と答えてもいい。
  20. 「余裕」という「空白」が、存在感を出す。
  21. 異性の要素を取り入れると、魅力が向上する。
  22. 表情には、言葉以上に感動を伝える力がある。
  23. 理解のある人は、存在感がある。
  24. 存在感を出すためには「不言実行」を心がける。
  25. 誤解されても、必要以上に説明しない。
  26. 出会いがあるから、行動するのではない。
    行動するから、出会いがあるのだ。
  27. 「かっこいいね」と言う人が、かっこいい。
  28. 本当に優しい人は、困っている人に対して、見て見ぬふりをしない。
  29. 朝から元気な人には、存在感がある。
  30. とにかく一生懸命な人に、存在感を抱いてしまう。

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