私が留学中に、Rieちゃんという日本人の女友達がいました。
Rieちゃんには、アメリカ人の彼氏がいます。
実は私も一度会ったことがあり、握手したことがあります。
金髪の白人で、顔は彫りが深く、ハンサム。
少しだけ話をしましたが、温和な男性でした。
しかし、ある日、Rieちゃんと話をしていると、彼氏と大喧嘩をした話が出ました。
あの温和な彼氏が、珍しく声を荒らげて憤慨したといいます。
「どうしたの。何があったの?」
尋ねると、意外なことがきっかけで喧嘩になっていました。
「夜中に1人で歩こうとしたら、彼氏から叱られた」といいます。
Rieちゃんは怖い物知らずで、自発的に動く女の子です。
夜中でも1人で歩きたがります。
そのとき彼氏から止められ、大喧嘩をしたようです。
彼氏は、現地に住むアメリカ人です。
だからこそ、夜中に女性1人で歩くとどれだけ危ないかをよく知っており、本気で怒りました。
喧嘩をして、しばらく経って頭が冷えた後、Rieちゃんは彼氏の怒りの裏にある愛情に気づいたと言います。
どんな状況であろうと、夜中に女性1人が歩くのはとても危ない。
治安がいい国とはいえ、それでもやはり警戒すべきです。
比較的治安のよい日本ですら、夜中に女性1人で歩くと危ない場合があります。
もしどうしても歩きたければ、必ず家族や男性と一緒に歩くべきです。
私は男ですが、男が昼間1人で歩いているときですら、襲われた経験があるくらいです。
夜に女性1人で歩くのは、危険なのです。