海外旅行では、手持ちのバッグを肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
母国と同じ調子で行動していると、思わぬ被害に遭ってしまいます。
たとえば、いつもの癖で、バッグを隣の椅子の上に置いていると、気づいたらなくなっていることがあります。
泥棒たちは、旅行者に気づかれないように盗むプロです。
真横に置いておけば大丈夫だろうと思っても、油断した隙を突いて、盗めます。
では、どうすればいいのか。
肌身離さず持っていればいい。
単純ですが、これほど大切なことはありません。
肌身離さず持っているかぎり、気づかれないように盗むのは不可能です。
こっそり盗もうとしても、肌身に密着している状態ですから、必ず気づけます。
たとえば、椅子に座るとき、横に椅子が空いているから置くのではなく、膝の上に置くようにします。
何かの書類でサインを書くときも、腕に引っかけた状態がいいでしょう。
飛行機などで、手荷物を手放す必要がある場合は、最も重要な財布だけでもチャック付きのポケットに入れておきます。
これだけで、盗まれる危険性は減るはずです。