海外旅行では、国内旅行に比べ、長い距離を移動します。
飛行機を選ぶ場合「乗り継ぎ便」と「直行便」の2種類があります。
渡航先の都合で、乗り継ぐしか移動手段がない場合は仕方ありません。
しかし、直通便で行ける場合でも「乗り継ぎ便」と「直行便」を選べる場合があります。
時期や航空会社の種類によっては、乗り継ぎ便のほうが安かったり、希望する席の予約が取れやすかったりします。
いつくかのメリットに引かれて、乗り継ぎ便を選んでしまいそうになります。
しかし、経験上、乗り継ぐしか移動手段がない場合を除き、直行便で行けるなら、素直に直行便を選ぶのが一番おすすめです。
直行便には、乗り継ぎ便にはない2つのメリットがあるからです。
もし乗り継ぎ便を選ぶと、どうなるでしょうか。
目的地まで乗り継ぐとき、複数回、飛行機に乗ることになります。
当然、フライト合計時間が長くなります。
また乗り継ぎする空港での、待ち時間も発生することでしょう。
ただでさえ疲れやすく時間のかかる海外旅行で、さらに疲れやすく、時間のロスが増えてしまいます。
せっかく目的地についても、すでに行動する元気がなくなっていることが多いです。
その点、直行便なら、最短距離を移動するため、疲れや時間のロスも最小限に抑えることができます。
乗り継ぎ便にした場合、乗り継ぐ空港で荷物を一度積み直す必要があります。
航空会社に任せる場合であろうと、自分でやる場合であろうと、やはり荷物を積み忘れるロストバゲージの危険性があります。
しかし、直行便なら、その可能性が低下します。
以上の理由から、直行便をおすすめします。
直行便のほうが高くても「時間・体力・危険性」など、お金には変えられないメリットがあるのです。