子どもに礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切です。
幼い時期ほど、心がオープンになっているからです。
生まれて間もない時期は、世の中に早く適応しようと、脳があらゆる刺激を前向きに受け入れようとします。
またこの時期は、物事を覚える吸収力もすさまじいものがあります。
大人の何年にも及ぶ情報を、短い時間で吸収します。
幼い時期ほど、吸収力が強く、素直に応じてくれやすいです。
だからこそ、子どもに礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切です。
「幼い時期に言っても理解できるはずがない。もう少し成長してからしつければいい」と考えるのは、よくありません。
幼い時期にこそ、親はできるだけたくさんの礼儀や行儀を子どもに教えていきましょう。
脳神経のネットワークの土台が作られる時期に礼儀や行儀を教えていけば、覚えやすくて忘れにくくなります。
動きを「体」が覚えてしまいます。
人格が形成され、人生全体に影響を及ぼす、大事な時期なのです。