執筆者:水口貴博

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

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「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。

「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。 | 子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

子どもは生まれたときから、親からの強い保護を受けています。

そのため、親のありがたみが感じられにくくなっています。

まだ若い時期ですから、仕方ないことです。

せめて、親がどれだけわが子を思って、働いたり食事を作ったりしているのかを語ります。

「見ればわかる」「常識で考えればわかる」と思うのはよくありません。

ほんの少しでもいいから、子どもに伝わるように語ります。

気持ちを込めて語れば、少しくらいは伝わるはずです。

お父さんの場合なら、恥ずかしがらずに、子どものために仕事をしてる理由を語ります。

「お父さんは、わが子のために一生懸命働いているんだぞ」

「会社で大変な仕事もあるけど、わが子や生活のために踏ん張っているんだ」

少し気持ちを込めて話をするのがポイントです。

お母さんが共働きで仕事をしているなら、同様に説明しましょう。

たとえ専業主婦で定職に就いていなくても、食事をネタにして子どもに話をします。

「お母さんは、わが子のために一生懸命食事を作っているのよ」

「きちんと成長するために、栄養を考えながら作っているのよ」

どれだけ作るのが大変なのか、どれだけ栄養のことを考えて作っているのか、熱く語りましょう。

少しでも伝われば、御の字です。

伝われば、自然と親への態度が改善されていくはずです。

子どもに礼儀と行儀をしつける方法(26)
  • 何のために働いたり食事を作ったりしているのか、子どもに語る。
子どもが何かに熱中し始めたら、とことん熱中させてあげること。

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

  1. 幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。
  2. 「お行儀よくしましょう」という言い方では、子どもは行儀よく行動できない。
  3. 子どもに、礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切。
  4. 初めは、礼儀や行儀の理屈を抜きにしつけてもいい。
  5. そもそも礼儀や行儀は「頭」で覚えるのではなく「体」で覚えるもの。
  6. 子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。
    取れなくても喜ぶ。
  7. 親が子どもから感謝されるのは、ずっと後になってから。
  8. ご近所から褒められた経験が、子どもの意識を変える。
  9. 正義のために生きるヒーロー番組は、子どもの礼儀や行儀に好影響を与える。
  10. 子どもが駄々をこねても気軽に応じないほど、精神的に強くなる。
  11. お金や物質などのご褒美を与えればいいわけではない。
    子どもが一番見たいのは、親が喜ぶ姿。
  12. 親が喜び上手なら、子どもは自然と努力をする。
  13. お小遣いを無条件に与えていると、子どもの金銭感覚は養われない。
  14. きちんとしたしつけのためには「優しさ」と「厳しさ」両方の教育方法が必要。
  15. 優しさと厳しさは、偏りすぎてはいけない。
    バランスが大切。
  16. 子どもから尊敬されるという願いは、今のところ、捨てておいたほうがいい。
  17. 子どもにプラス発想を教えるには、親がプラス発想をするだけでいい。
  18. 子どもにとって、学生服を着ることほど難しいことはない。
  19. 子どもが心を開くかどうかは、親の聞き方しだい。
  20. 無駄をしないのは、最も無駄。
  21. 挨拶をしないのは、れっきとした無視行為。
  22. 子どもの言葉に耳を傾ければ、自然と素直になる。
  23. 親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。
  24. 成功であれ失敗であろうと、勇気を出して行動すれば、褒めることができる。
  25. 夫が仕事に精を出せば出すほど、発生しやすい矛盾点がある。
  26. 「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。
  27. 子どもが何かに熱中し始めたら、とことん熱中させてあげること。
  28. 親になった今だからこそ、マナー教室に通う価値がある。
  29. 親が子どもに対して礼儀がないと、子も親に対して礼儀がなくなる。
  30. しつけは「従順期」「反抗期」「反省期」の3段階を経る。

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