執筆者:水口貴博

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

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幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。

幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。 | 子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

習慣というのは、体に染み付きます。

私たちは、普段、考えながら行動をします。

しかし、体の芯まで染み付いた行動は、頭で意識しなくても、勝手に動いてしまいます。

体の一部になっています。

私の場合で言えば「ご飯粒は残さない」というのは完全に体に染み付いています。

「残さないように食べよう」と思わなくても、自然に体が動きます。

ご飯粒を1粒でも残してしまうと、妙な罪悪感があります。

これは実家でお米を作っていて、幼いころから「ご飯粒を残さず食べなさい」というしつけを徹底されていたからです。

ご飯粒を残すと、叱られました。

昔からしつけられていると、どうも大人になってからも変えられません。

もはや、当たり前すぎだと思ってしまいます。

幼いときに身につけた行儀は、人格の土台を作ります。

だからこそ、若い時期のしつけというのは重要です。

大人になってから新しい作法やマナーを身につけることもできますが、身につけるなら子どもの時期こそ重要です。

しかも、できるだけ幼い時期からのほうがいい。

若ければ若いほど、頭が柔らかいので吸収がよく、体に染み付きやすい。

少し厳しいときもあるでしょうが、子どものために幼い時期こそ、徹底させるのです。

子どもに礼儀と行儀をしつける方法(1)
  • 幼い時期こそ、しつけを徹底させる。
「お行儀よくしましょう」という言い方では、子どもは行儀よく行動できない。

子どもに礼儀と行儀をしつける30の方法

  1. 幼いときに身につけた習慣は、大人になってからも変わりにくい。
  2. 「お行儀よくしましょう」という言い方では、子どもは行儀よく行動できない。
  3. 子どもに、礼儀や行儀を教えるなら、10歳までの時期が大切。
  4. 初めは、礼儀や行儀の理屈を抜きにしつけてもいい。
  5. そもそも礼儀や行儀は「頭」で覚えるのではなく「体」で覚えるもの。
  6. 子どもが100点や1等賞を取ったときも喜ぶ。
    取れなくても喜ぶ。
  7. 親が子どもから感謝されるのは、ずっと後になってから。
  8. ご近所から褒められた経験が、子どもの意識を変える。
  9. 正義のために生きるヒーロー番組は、子どもの礼儀や行儀に好影響を与える。
  10. 子どもが駄々をこねても気軽に応じないほど、精神的に強くなる。
  11. お金や物質などのご褒美を与えればいいわけではない。
    子どもが一番見たいのは、親が喜ぶ姿。
  12. 親が喜び上手なら、子どもは自然と努力をする。
  13. お小遣いを無条件に与えていると、子どもの金銭感覚は養われない。
  14. きちんとしたしつけのためには「優しさ」と「厳しさ」両方の教育方法が必要。
  15. 優しさと厳しさは、偏りすぎてはいけない。
    バランスが大切。
  16. 子どもから尊敬されるという願いは、今のところ、捨てておいたほうがいい。
  17. 子どもにプラス発想を教えるには、親がプラス発想をするだけでいい。
  18. 子どもにとって、学生服を着ることほど難しいことはない。
  19. 子どもが心を開くかどうかは、親の聞き方しだい。
  20. 無駄をしないのは、最も無駄。
  21. 挨拶をしないのは、れっきとした無視行為。
  22. 子どもの言葉に耳を傾ければ、自然と素直になる。
  23. 親は、子どもの勇気を出す手助けをするだけでいい。
  24. 成功であれ失敗であろうと、勇気を出して行動すれば、褒めることができる。
  25. 夫が仕事に精を出せば出すほど、発生しやすい矛盾点がある。
  26. 「親は何のために働いているのか」を、きちんと子どもに話す。
  27. 子どもが何かに熱中し始めたら、とことん熱中させてあげること。
  28. 親になった今だからこそ、マナー教室に通う価値がある。
  29. 親が子どもに対して礼儀がないと、子も親に対して礼儀がなくなる。
  30. しつけは「従順期」「反抗期」「反省期」の3段階を経る。

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