わが子にも「ありがとう」と言っていますか。
「お世話をしているのは親のほうではないか」と思いますが、そうとは限りません。
時には、親が子どものお世話になることもあります。
お菓子を親に分けてくれたとき。
荷物の持ち運びを手伝ってくれたとき。
食事を終えた食器を台所に持っていってくれたとき。
ささいなことかもしれませんが、親が助けられているのは事実です。
ささいなことでも「ありがとう」「嬉しい」「助かった」と感謝できますね。
子どもの前で偉そうにしていると、どんどんストレスがたまる一方です。
つまらないプライドは捨てましょう。
相手が子どもであっても、親のために努力してくれたときは、気持ちよく素直に感謝を伝えます。
にこにこしながら大きな声で言うと、子どもは大喜びするでしょう。
子どもは、驚くほど親に似ます。
子どもに感謝の言葉をたくさん言えば、感謝の言葉をよく言う子に育ちます。
「ありがとう」は、感謝を伝える言葉であると同時に、自分の疲れを取る言葉でもあります。
わが子に「ありがとう」と言えば言うほど、子どもにも助けられている実感が湧き、親も癒されるでしょう。