夫婦関係で気をつけたいことは、何もパートナーのことばかりだけではありません。
夫婦関係の仲が悪くなる意外なきっかけがあります。
パートナーの親についてです。
結婚をすれば、家族の輪が広がり、パートナーのご両親とのお付き合いが始まりますね。
結婚すれば、パートナーと一生の付き合いが始まるのと同様、パートナーのご両親とも、一生のお付き合いが始まることになります。
親族であり、身内になります。
普通の友人関係とは比にならないくらい懇切丁寧に接してくることでしょう。
パートナーの親から、温かい言葉、差し入れ、経済的援助などの大きな恩恵を受けるはずです。
しかし、嬉しいことばかりとは限りません。
親族だからこそ、厳しい言葉をかけることもあります。
そんな中、自分とは合わない部分も出てくることでしょう。
そういうときに気分を害して、ついパートナーの親のことを悪く言ってしまうことがあります。
「お父さんが、いつも口うるさい」
「お母さんの料理の教え方が下手すぎる」
「細かいところを指摘して性格が悪い」
「あなたの親は、礼儀がないね」
「親の服のセンスが悪いよ」
つい、パートナーの親の悪口を口にしてしまいます。
直接パートナーに対して批判を言っているわけではありませんが、やはり気持ちいいものではありません。
思うまでは仕方ないですが、口に出して言うのはよくありません。
いくらそれが事実とはいえ、やはり自分の親の悪口を言われるのは、気持ちいいものではありません。
冗談でも言わないほうがいい。
冗談でも笑えないからです。
相手の親を傷つける言葉をいうのは、相手にも言っているのと同じです。
自分の肉親についての悪口は、自分に言われる悪口以上に傷つきます。
パートナーを悪く言うより、パートナーの親を悪く言うほうが、罪が重い。
それがきっかけで、夫婦仲までぎくしゃくしてしまいます。
あなたには、そうした心当たりはありませんか。
悪口や批判は、パートナーに対してだけでなく、パートナーの親にも言ってはいけないのです。