お互いが思い合って結ばれた結婚。
結婚後もすべてがうまくいくはず。
そう思っていたはずが、いつの間にか思わぬ方向へ脱線することがあります。
夫婦になり、どの家庭でも必ず行き当たる問題があります。
「所有の区別」です。
あなたは冷蔵庫にあるマヨネーズを、夫婦共同で使いますか。
夫婦が円満になるとは「家の中のものはできるだけ共用する」という考えを持つことです。
共用できるものは、多ければ多いほどいい。
経済的だからです。
妻が料理を作って当たり前。
夫が仕事をして当たり前。
人間は慣れるのが早い生き物です。
「熟年離婚」という言葉を聞いたことがありますか。
長年連れ添った夫婦が、熟年期になり、突然離婚する現象のことを言います。
夫、あるいは妻から、急に離婚の話を持ち出します。
夫婦生活が長くなるにつれて、だんだん「してくれて当たり前」と感じられてきます。
「してくれて当然」と思うようになり始めると、悪い方向に傾いていきます。
夫婦仲が危なくなるのは「ありがとう」と言わなくなってからです。
ある日の仕事中、光にまつわる不思議な出来事に、2つ、遭遇しました。
まず1つ目の光にまつわる不思議な出来事は、職場で仕事中の事でした。
職場の同僚と、一緒に仕事をしていたときのことです。
喧嘩のない夫婦生活では、明るい部屋がポイントです。
部屋が明るくなることで、パートナーの表情が魅力的に見えるようになります。
妻の作る食事も、よりおいしく感じられるようになります。
夫婦仲が自然と悪くなる原因の1つに「言葉遣い」があります。
一度亀裂が入った夫婦仲を取り戻すためには、言葉遣いを見直すことは必須です。
どこか相手の気分を害するような態度や発言を、本人が気づかないうちにしている場合が多いものです。
夫婦仲を悪くさせるのは、一言の批判です。
とげのある言葉は「口にしないように気をつけよう」と思いますが、ささいな批判言葉は「これくらいいいだろう」と軽く考えます。
こういう一言は、なかなか自分で気づけないのもたしかです。
口喧嘩をしている2人がいれば、ぜひチェックしていただきたいことがあります。
必ず「早口」になっているという特徴があるはずです。
これまであなたが経験してきた口喧嘩を、思い出してみましょう。
夫婦に亀裂が入っているとき、まず考えるのが「夫婦で過ごす時間を増やすこと」です。
事実、離婚の危機に立っている夫婦ほど、一緒にいる時間が大変短いです。
一緒にいる時間を増やせば会話も増え、仲直りのきっかけになるだろうと思います。
大型デパートに行くと、よく見かける光景があります。
夫は、妻の買い物に付き合わされる。
逆のケースもあります。
ソファーがあると、夫婦関係が改善しやすくなります。
なぜソファーなのか。
夫婦が一緒になってソファーに座ると、話をする位置が「正面向き」ではなく「横向き」になるからです。
スキンシップとは、温かさを伝え合う行為です。
温めたり温められたりして、夫婦愛を確かめ合います。
スキンシップが少なくなると、必然的に夫婦仲も冷めやすくなります。
あなたは夫婦間の嘘を、どう考えていますか。
夫婦の仲になると、だんだん慣れてくると問題になるのは「嘘」についてです。
夫婦生活が長くなると、お互いに慣れてしまい、なれなれしくなります。
どんなに仲が悪い夫婦でも、赤の他人と接するときは、機嫌がよくなります。
声のトーンまで変わります。
夫婦で会話をしているときに、電話が鳴って、電話に出たとき、声のトーンは急に変わります。
もやもやしたものを体にため込んでおくのはよくありません。
離婚をするのは、大きな不満をたまりにためて、爆発させるときです。
風船が膨らみ続けるなら、いつか爆発します。
どんな夫婦も、結婚してから、必ず思うことがあります。
「離婚したほうがいいのか」という迷いです。
最高だと思って結婚したはずのカップルが夫婦になり、一緒に暮らし始めると、後から変わることがあります。
仲がいいときは、気兼ねなく話しかけやすい。
パートナーから話しかけられても、別に何も思わないものです。
コミュニケーションの量も自然と増え、どんどん仲は深まっていくという好循環です。
古くから、子どもは夫婦間のかすがいになると言われます。
かすがいとは、木と木をつなぎとめる両端の曲がった大きな釘のことです。
子どもが生まれると、夫も妻も子どもの面倒を見る必要が出てきますね。
「もう私たち終わりだ。離婚したいのか!」
「こんな状態が続いていると離婚になる」
「さもなければ離婚するぞ」
円満な夫婦にするために、いつも一緒にいる時間を増やそうとします。
たしかに夫婦ですから一緒に行動して、会話を交わすことは大切です。
そういうのを好む人なら問題ないですが、必ずしもそういう人ばかりではありません。
「初心忘るべからず」
これは、室町初期の能役者である世阿弥の格言です。
「学び始めた当時の意気込みや謙虚さを忘れず、常に高い志を持って物事に当たらねばならない」という意味です。
私の祖父と祖母は、生前、同じ部屋で暮らしていました。
8畳程度の部屋でした。
昔はその部屋に家族全員が集まって、食事をしていました。
初心を忘れてしまうと、ある程度は夫婦関係が緩んでしまいます。
ある程度の緩みは大きな問題にはなりません。
むしろ、緩みがいい味を出します。
緩みすぎてから何とかしようと思うのではなく、緩みかけたら、すぐ行動です。
適度な緊張を演出するイベントを、夫婦で作ってみましょう。
代表的な3パターンがあります。
「私たちは夫婦なのだから」
そう思うと、何か型にはめられているような気がして、ストレスになります。
そうではなくて、心の中で一度パートナーと離婚をしてみましょう。
「もう嫌だ。別れたい!」
そういうときに、いきなり離婚に踏み切るのはよくありません。
夫婦生活なら、すれ違いはあります。
世の中には、仕方ない事情から夫婦が最悪のケースに至ることがあります。
夫婦生活の最悪のケースとは、やはり「離婚」です。
「この人とならうまくやっていけるだろう」と思い結婚したものの、一緒に暮らし始めてみると、想像と違っていることがあります。