執筆者:水口貴博

離婚の危機を回避する30の方法

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緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。

緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。 | 離婚の危機を回避する30の方法

初心を忘れてしまうと、ある程度は夫婦関係が緩んでしまいます。

ある程度の緩みは大きな問題にはなりません。

むしろ、緩みがいい味を出します。

リラックスできるということです。

なぜリラックスできるのかというと、完全に相手を信用しきっているからです。

お互いが強い信頼関係で結ばれている証拠です。

夫婦関係が長く続くことで、言葉は少なくても、緩むことで、お互いが気兼ねなく話ができるようになるでしょう。

しかし、緩むのはいいですが、緩みすぎるのはよくありません。

難しいのは、その境界です。

「緩む」と「緩みすぎる」は、言葉の響きがそっくりですが、意味は全然違います。

緩むは信頼、安心、癒しなどがありますが、緩みすぎているというのは、完全に初心を忘れているということです。

これが夫婦の難しさです。

今あなたは「緩んでいる状態」ですか。

それとも「緩みすぎている状態」ですか。

自分を客観視できる目を持ってください。

緩みすぎているなら今すぐ対策を……と言いたいところですが、さてここからが本題です。

緩みすぎているなとわかれば、自分で自分にむちを打てばいいと思います。

しかし、そう単純にはいきません。

できないのです。

緩みすぎているからです。

単に緩んでいるだけなら、まだ救いはありますが、緩みすぎてしまうと、もはや自分に鞭を打つ気力すら残っていません。

だれる気持ちが強すぎて「面倒だ。どうでもいい」と思ってしまいます。

もちろん気持ちを奮い立たせればできることもありますが、特に大変です。

さあ、こうなれば大変です。

夫婦関係は、こうならないように注意しなければいけません。

緩みすぎてから鞭を打つのではなく、緩みの適度さを見ながら調整することが大切です。

「緩みすぎてから何とかすればいいだろう」と思いますが、実際そのときになると手をつけることさえ難しいのです。

離婚の危機を回避する方法(26)
  • 緩みすぎる前に、手を打つ。
緊張感のあるイベントを作ると、新婚時の気持ちがフラッシュバックされる。

離婚の危機を回避する30の方法

  1. 結婚後、変わり始めているのは、相手ではなく自分かもしれない。
  2. 夫だけが使うものは夫のもの。
    妻だけが使うものは妻のもの。
    夫婦が共用するものは夫婦のもの。
  3. 夫婦で共用しようとする意識が薄いと、別居の原因になりかねない。
  4. 「してくれて当たり前」という基準でお礼を伝えれば、夫婦関係は必ずうまくいく。
  5. 熟年離婚の原因から、夫婦円満のポイントを探れ!
  6. 「いつもありがとう」と言い続けているうちは、絶対に悪くならない。
  7. 部屋の光と色が明るいと、夫婦仲も明るくなる。
  8. 部屋の雰囲気を劇的に変えるのは「照明・カーテン・じゅうたん」の3つがポイント。
  9. 会話で本当に注意が必要なのは、たった一言。
  10. 言葉の善しあしは「自分が言われて不快を感じるかどうか」で判断する。
  11. 口喧嘩をするから早口になるのではない。
    早口になるから口喧嘩になる。
  12. 夫婦仲を改善させようと無理に同行させた結果、逆に夫婦仲が悪くなる矛盾。
  13. 集合する時間と場所を決め、別々に行動すれば、自由になれる。
  14. ソファーが、夫婦関係を改善させるきっかけになる。
  15. マッサージは、さりげなくスキンシップを増やす方法になる。
  16. 嘘の罪は、夫婦だからこそ大きい。
    1つでも嘘が見つかると、すべてが信用できなくなる。
  17. 「夫婦」という2文字にとらわれすぎていませんか。
  18. 普段から小さな喧嘩をしている夫婦は、別れることはない。
  19. 違いはあって当然。
    違いを楽しめることが必要だ。
  20. 子どもは、反り合っている夫婦のかすがいになる。
  21. ペットを飼うと、夫婦仲がよくなる。
  22. 「離婚」という言葉は、夫婦間では禁句中の禁句。
  23. 1人になる時間があるから、一緒にいる時間が充実する。
  24. 「初心忘るべからず」には、裏の意味がある。
  25. 家族全員が初心に返ることができるシンプルな方法。
  26. 緩みすぎてから何とかしようと思っても、難しい。
  27. 緊張感のあるイベントを作ると、新婚時の気持ちがフラッシュバックされる。
  28. 心の中で、パートナーと一度離婚する。
  29. 別居によって、お互いの存在価値を再認識できる可能性がある。
  30. 「よい離婚」も、世の中にはある。

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