あなたは夫婦間の嘘を、どう考えていますか。
夫婦の仲になると、だんだん慣れてくると問題になるのは「嘘」についてです。
夫婦生活が長くなると、お互いに慣れてしまい、なれなれしくなります。
相手を軽く考えてしまうようになり「少しくらい嘘をついてもいいだろう」と気が緩むケースがあります。
「夫婦の仲なら少しくらいの嘘はいいだろう」
家族ですから、そう思います。
ここがポイントです。
逆です。
夫婦だからこそ、嘘をつかないことです。
当たり前のことと思うでしょうが、再認識しておきたいことです。
夫婦の嘘は、ばれていないうちはいいですが、ばれると大変です。
夫婦関係は、信用で成り立っています。
嘘というのは、1つでも見つかると、ほかのすべてが信用できなくなります。
夫婦だからこそ、嘘の罪は大きい。
1つでも嘘が発覚すると、相手のすべてが信用できなくなり、一気に夫婦に亀裂が入ってしまいます。
夫が「今日、残業があるから」と言っても「本当かな。ほかの女と浮気をしているのでは」と疑ってしまいます。
妻が「今日は忙しくて」と言っても、大げさに言っているだけだろうと思ってしまいます。
相手の言っていることを本当に信用できなくなれば、心の距離も離れます。
「夫婦だから、少しくらいの嘘はいいだろう」と考えるのではなく「夫婦だからこそ、嘘は厳禁」と考えることです。
都合の悪いことでも、正直に告白したほうが、夫婦の関係は安定するのです。