肌が美しい色白の人は、さぞ食事も美しく白い物ばかりかと思います。
美容にいい物ばかりを食べているから美しい肌を保て、スタイルがいいのも事実です。
しかし、現実から言えば、肌が白く美しい人ほど黒い物をよく食べています。
白といえば、きれいで美しいというイメージがありますが、食事に関して白は、あまりいいことはありません。
白い物は、栄養が抜けてしまっている状態です。
たとえば、白米です。
白米は玄米を精白したものであるため、栄養も4分の1まで減ってしまっています。
食物繊維も乏しい。
本来、お米は茶色をした玄米であり、水に浸しておけば芽が出ます。
命が宿っているからです。
しかし、精白することで、玄米についている種皮や胚などの部分が取り除かれるため、大切なビタミンの大半が失われています。
いわば、魂が抜かれてしまっている状態です。
精米は大事な命である胚芽が取り除かれているため、水に浸しても変化はありません。
食べるなら、魂の抜けた白い白米より、栄養も魂も詰まった黒い玄米です。
もちろんパンも同じです。
白いパンより「全粒粉」や「ライ麦」を使った茶色のパンがいいでしょう。
砂糖なら「白砂糖」より「黒砂糖」です。
自然から取れた「蜂蜜」もおすすめです。
「黒い」というのは「栄養が詰まっている」という証拠です。
黒い物を食べると、肌まで黒くなるのではというのは完全な誤解です。
黒こそ、美しくスリムにさせるのです。