「自分って何?」と思うとき、自分を発見する、とっておきのコツがあります。
「書いてみること」です。
書く内容は、何でもかまいません。
今までの自分のこと、何かに対する気持ち、将来の夢でも、何でもいいです。
とにかく文を書き始めると、自分でも驚く「本当の自分」が現れてきます。
なぜ、自分でも驚く本当の自分が現れてくるのでしょうか。
それは、頭の中でもやもやしていることを、はっきりした活字にすることで、本当の自分がはっきり見えてくるからです。
文章を書くからには、必ずはっきりした活字になっています。
「書くこと」は「思い切り」です。
今まで「こうかな。どうかな」ともやもやしたことを思い切って活字にすると、はっきりした形になって見ることができます。
それが「本当のあなた」です。
自分が自分で思っているだけでは「もやもやした自分」にすぎません。
考えているだけでは、はっきりしません。
書いてみましょう。
書くと必ず、はっきりします。
書いてはっきりしたあなたが「本当の自分の姿」です。
文字には、魔法のような力があります。
人がここまで進化できた理由の1つに「文字」があります。
意思の疎通、希望やお願いも「文字」にすることで、はっきり伝えることができるのです。
文字にして、形にすることで、抽象が具体になるのです。
その魔法の杖を、自分に向けて振ってみましょう。
自分のことについて、書いてみましょう。
どんどん自分のことが、わかってきます。
今までなんとなく思っていたことが、はっきりした形になって見えてくるのです。