フォント(字の形)は、人間の心に影響を与えます。
たとえば、明朝体というフォントは、真面目な話をするときによく使われます。
「今日は、お日柄もよく、わざわざ遠いところからお越しいただきまして、誠にありがとうございます」
といった真面目な文章では、明朝体がよく使われます。
もしこれがポップ体だと、幼稚な感じになります。
フォントで、雰囲気が変わることに気づきましたか。
話の内容とフォントは、一致させることが大切です。
真面目な話には、真面目なフォント(明朝体、行書体)
面白おかしい話なら、かわいいフォント(ポップ体)
真面目な話なのに、かわいいフォントでは文章の雰囲気がおかしくなります。
私の文章は、タイトルと文中の文字は、ゴシックを使っています。
真面目で真剣な話ですから、フォントも真面目なフォントを使っています。
フォントの特性を生かすと、普通の文章を、真面目な印象に仕上げることができます。
普通の文章を、柔らかい印象に仕上げることもできます。
フォント1つで、文章のイメージが決まってくるのです。