あなたの目はいくつありますか。
もちろん「2つ」と答える人がほとんどでしょう。
たしかにそのとおりですが、それだけではいけません。
失敗を避けて成功につなげるためには、3つの目を持ちましょう。
まずは1番目の「鳥の目」です。
勉強でも仕事でも、いきなり細かいところから着手するのは、賢い方法ではありません。
自分の現在地が把握できないのでは、頭の整理がしにくくなり、大きなストレスの原因になります。
だからこそ「鳥の目」です。
「高いところから全体像を把握する」ということです。
鳥になり、高い位置から下を見て、全体像を把握することから始めます。
勉強なら「目次」を見ます。
建築なら「設計書」を見ます。
仕事なら「目的」や「段階」などを知ります。
難しく思えることも、全体の大まかな成り立ちや仕組みがわかると、いくぶん取り組みやすくなります。
次に「虫の目」で見ます。
虫は、小さい生き物です。
地に面した低い位置にいるからこそ、上からは見えなかったことが見えてくるようになります。
ターゲットを絞れば、虫のように「狭く深く」を心がけ、徹底します。
最後に「魚の目」です。
魚は、目には見えない川の流れを体全体で感じ取っています。
あなたは魚の目を持ち、どの方向へ流れていくのかを読み取ります。
勉強にも仕事にも流れがあります。
歴史の勉強も流れを理解すれば、覚えやすく忘れにくくなります。
仕事でも流れを理解すれば、取り組みやすく忘れにくくなります。
この3つの目を持っている人は、勉強でも仕事でも失敗しません。
全体の把握は、鳥の目。
部分の把握は、虫の目。
流れの把握は、魚の目。
勉強でも仕事でも使える3つの目を持ちましょう。