早く起きれば起きるほど、1日が長く感じられます。
起きるのが遅くなればなるほど、1日が速く感じられます。
それが時間の法則です。
今日、あなたは何時に起きましたか。
たとえば、夜遅くまで友人とお酒を飲んだ翌日のことを思い出しましょう。
起きるのが遅いと、1日があっという間に終わってしまいます。
昼近くになって起きることになるからです。
昼ごろに起きると、あっという間に夕方になり、気づけば夜です。
「もう1日が終わりなのか……。早いなあ……」
時間のたつ早さに、驚きます。
タイムスリップをしたようです。
起きるのが遅いうえに、起きた後もだらだらしてしまうので、時間の流れが速く感じられます。
1日を長く感じたければ、早起きが一番です。
早起きすればするほど、1日が長く感じられます。
朝日は、人間の時間の経過を遅くさせます。
朝日を浴びると、その人の感じる時間の流れがゆっくり感じられるようになります。
そういう特殊な光です。
朝の1時間は、夜の3時間にも4時間にも相当します。
朝早起きして、朝日を浴びながら散歩をしてみましょう。
ゆっくり歩いていると、ほんの1時間でも大変長く感じられるはずです。
起きるのが早いので、使える時間がたっぷりできて、そのうえ体感する時間の経過もゆっくり感じられます。
1日は24時間であり、変動しません。
しかし、早起きをすれば体感する時間は1日25時間にも26時間にもなってしまうのです。