批判的な人は、細かいところまで突っ込みを入れることが得意です。
本や雑誌を読んでいるとき、間違いを見つけるのが得意です。
人一倍、知識が豊富であり、また完璧を求めようとする性格上、見逃せないのでしょう。
「誤字脱字を見つけた」
「表現に謝りがある」
「この説明内容は間違っている」
たしかにその指摘はどれも正しいのでしょう。
もちろん書いている内容が完璧に超したことはありません。
しかし、考える人も書いた人も人間ですから、1つや2つは間違いがあります。
そこは寛容になりましょう。
細かいところまで完璧を求めていては、間違いが気になって読書さえできなくなります。
いちいち気にしていると、落ち着きませんし、疲れやすくもなります。
読書が間違い探しになっています。
これでは知識を吸収するための勉強なのか、間違い探しというゲームなのかわかりません。
細かいところまで完璧を求めるのではなく「おおむね正しい」でいい。
「だいたい合っていればそれでよし」と考えるほうが、ストレスは小さくなります。
おおらかになり、のんびりできる人の考え方なのです。