上司より経験の浅い新人は、意見を求めたとき、的外れな意見を言うことがあります。
いえ、仕事のできる上司からすれば、新人の意見はどれも的外ればかりでしょう。
「新人に意見を求めても、鋭い発言が出ない」
そう、ため息をついていませんか。
大切なことに気づきましょう。
的外れだからこそ、よく聞く必要があります。
まだ会社・組織・職場に慣れ親しんでいない新人だからこそ、新鮮な発想ができます。
上司は長い間、1つの会社にいますから、その職場の文化や環境に慣れてしまい、考え方や発想も決まりきったものになりがちです。
おかしな話ですが、案外、上司の意見のほうが独創性に乏しいです。
しかし、新人は違います。
入社したばかりの会社の文化に慣れていない新人だからこそ、貴重な考え・見方・発想をすることができるはずです。
上司は、その初々しい新人の発想を、ぜひ参考にしましょう。
経験者が忘れかけていた仕事のヒントが、きっと見つかることでしょう。