執筆者:水口貴博

大きなことを成し遂げる30の方法

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お金がなければ、知恵を出せ!

お金がなければ、知恵を出せ! | 大きなことを成し遂げる30の方法

私は、お金がないときには、いつも知恵で乗り越えてきました。

お金がなくても、知恵さえあれば、膨大な資金が必要なことでも乗り越えてしまうことができます。

知恵は、お金の代わりになります。

しかし、残念なことに、ほとんどの人が「お金がない」という理由から、諦めてしまいます。

お金はなくてかまいませんから、知恵を出してほしいのです。

知恵を出すことにお金は不要です。

それでいて、知恵はお金の代わりになることです。

知恵を出して、うまく乗り越えるための方法を見つけるのです。

たしかにお金さえあれば、自分がやりたいことのほとんどを、すぐ叶えることができてしまいます。

やる気、元気、体力がどんなになくても、お金はあらゆることを実現させてくれる素晴らしい道具です。

HAPPY LIFESTYLEのサイトを作るとはいえ、業者にお願いをする方法があります。

実際にそうすれば、すぐ実現できるでしょうが、膨大な資金が必要です。

やりたいことは、いつもたくさんありました。

「たくさん本を書いて、サイトを作りたい」

「もっと素晴らしいサイトを作りたい」

「質のいいアプリケーションを作りたい」

実現させたいことはたくさんありましたが、叶えるほどの資金力は持っていませんでした。

何十万くらいのお金なら、個人で何とかなるでしょう。

しかし、さすがに、何千万円、あるいはそれ以上の金額になると、個人が太刀打ちできるレベルではありません。

このサイトは、何千ページものページから成り立っています。

これくらいの規模のサイト作成を業者にお願いしようと思うと、いくらくらいの金額になると思いますか。

何千万円ものお金が必要です。

100ページくらいのサイトならまだしも、何千ページもの量を業者にお願いすると、いくらお金があっても足りません。

当然ですが、そんなお金はないわけです。

そこで私は知恵を振り絞りました。

一休さんのように、何かよい方法はないかと考えに考え、……ひらめきました。

最初に思いついたことといえば「私が勉強して、サイトを作ってしまう」という方法です。

お金を出して業者にお願いをするくらいなら、自分が勉強をして作ってしまおうと思ったのです。

若さゆえの吸収力ややる気で、乗り越えていけます。

私は元来、ITとは相性がよく、ウェブサイトを作ることが好きだったので、この作業も楽しく感じられました。

自分が一生懸命に勉強したのです。

しかし、ITとはいえ、専門的な分野です。

やがて私は、ささいな「限界」を感じます。

個人で勉強すれば、もちろんある程度のレベルまではいけますが「ある一線」が越えられないのです。

そこはまさにプロフェッショナルな領域。

専門的な分野だけに、私のような初心者が本を少しかじったくらいで到達できるレベルではありません。

しかし、自分の夢を実現させるためには、プロフェッショナルの領域までたどり着く必要があった。

何とかならないものかと、さらに私は知恵を振り絞ります。

こんな私でも、プロのようなサイトを作ることができ、勉強も技術も身につけられ、お金を必要としない方法です。

「仕事にしてしまう」という知恵です。

私はやがて学生を終えて、就職の時期に入ります。

真っ先に向かった就職先は、IT関係の仕事でした。

サイトを作り始めたころはまだ学生でしたが、就職活動のときには、迷わずIT関係の仕事を選びました。

私の越えられない壁を越えるためには、この方法しかないと思ったからです。

IT関係を仕事にすれば、知識や技術が身につきます。

そのうえ、お金までもらえ、社会人にもなれるアイデアです。

2003年8月25日からサイトが始まり、私の場合、個人的に勉強していましたが、限界を感じます。

そこで、さらに高みを目指すために、仕事にしてしまいました。

IT関係のお仕事に就いて、サイト作成に必要な知識や技術を身につけていきました。

1日中勉強ができるのですから、得意にならないわけがありません。

勉強ができるうえに、お金までもらえるわけです。

なかなか、よいアイデアだと思いませんか。

当時の私は、常にお金がありませんでした。

そのたびに、何とかよい知恵はないものかと頭を振り絞り、乗り越えてきました。

「お金がないから」という理由で、逃げていませんか。

それは簡単な言い訳です。

あなただけに限らず、みんな、同じ事情です。

知恵を振り絞ってください。

お金はなくてかまいませんから、知恵を出してほしいのです。

そういえば、私がアメリカに留学していたころ、こんな光景を見たことがありました。

アメリカ人と日本人がお互いに言葉を教え合うという、光景です。

日本語を勉強したいアメリカ人と、英語を勉強したい日本人が、お互いに言葉を教え合います。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングのすべてが勉強できます。

そのうえ、お金もかからず、アメリカ人の友人もできるというアイデアですよね。

もちろんその人の語学力は、ぐんぐん伸びていきました。

このように、知恵さえあれば、お金はいらないのです。

夢はお金を使って叶えるものではなく、知恵を振り絞って叶えるものなのです。

大きなことを成し遂げる方法(6)
  • お金がなければ、知恵を出す。
クレーマーとは、無償の支援者。

大きなことを成し遂げる30の方法

  1. 100冊書いて、私は確信した。
  2. 勉強をしてから始めない。
    始めながら勉強をする。
  3. 何をしたいのかがわからないと、何をすればいいのかもわからない。
  4. 目的は「わくわくすること」を設定しよう。
  5. 100点を目指さなかったから、うまくいった。
  6. お金がなければ、知恵を出せ!
  7. クレーマーとは、無償の支援者。
  8. クレームや批判は、客観的な側面を知るきっかけになる。
  9. 中傷をしない。
    褒めることで話をする。
  10. 睡眠を軽く考えない。
    十分に寝ることが、成功への第一歩。
  11. 自分でなくてもできることは、お願いする。
    自分しかできないことに、集中する。
  12. 徹底的な自動化は、成功への近道。
  13. さまざまなジャンルの本を読むことは、心の栄養になるだけでなく、視野も広げてくれる。
  14. 継続は力なり。
    しかし、継続にも力が必要。
  15. おみくじは、大吉が当たるまで何度も引けばいい。
  16. 私に聞かれてもわからない。
    実際に体験すれば、すぐわかる。
  17. 言葉の力は強い。
    人生さえも変えてしまう力がある。
  18. 即興が、一番熱くて面白い。
    下書きをしすぎると、説明書のようになってしまう。
  19. 思い立ったらすぐ行動。
    実践に勝る勉強はない。
  20. 人との出会いが、一番嬉しかった。
  21. 大喜びをするのは、普段から嫌いなことをしているから。
  22. 批判をするばかりでは、何の解決にもならない。
    自分ができることから、始めよう。
  23. 仕事をしながらのおかげで、たくさんの経験ができた。
  24. 大好きなことほど、しすぎないように気をつけよう。
  25. 気分転換で、生活に栄養を与えよう。
  26. 100冊中の99冊は、自分の部屋以外で書いた。
  27. テレビをオフにすると、自分の時間が増える。
  28. 家族関係は、人生の土台である。
    見えないところで支えている存在。
  29. 私は自分の人生に、意味が欲しかった。
  30. 100冊目を書き終えたときに感じたことは、感動ではなかった。
    感謝だった。

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