私は、自分の夢達成のために、家族関係は常に重視してきました。
今は東京で一人暮らしをしていますが、お盆、ゴールデンウィーク、お正月には、できるかぎり実家へ帰るようにしています。
家族関係と自分は、目には見えませんが、強いつながりがあります。
家族関係を無視すれば、やがて自分の夢も思うように進まなくなるでしょう。
今、思うように自分のやりたいことができている理由は、家族からのサポートがあるからです。
きれい事ではなく、現実としてそれは疑いようのない事実です。
金銭面だけでなく精神面においても「家族」というグループは、大きな役割を果たしています。
あまりこういうことを言ってはいけないのですが、不良やヤクザになる人は、必ずと言っていいほど家族関係が悪い。
家族関係が悪いから、不良やヤクザになってしまったのです。
しかし、勘違いしないでください。
本当の問題は、親なのです。
育てられた子どもたちが悪いのではなく、育てた親が悪いのです。
育てた親に愛情がなければ、育てられた子どもにも愛情が芽生えるはずがありません。
カエルの子はカエルのように、不良やヤクザになってしまうのは、そういうふうに育てた親に根本的な問題があるのです。
親の姿、態度、育て方、愛情、教育が、そのまま子どもへ反映されているにすぎません。
私は今こうしてたくさんの本が書けている背景には、親からの支えがあります。
私がすごいのではなく、親がすごいのです。
親の教育がよかったから、今の私が存在しています。
私はただ親を手本に、ここまで育ってきただけです。
手本がよければ、真似も上手になります。
金銭面でのサポート、精神面でのサポートも、親によって得られるところが大きい。
もちろん友人や彼女からも、精神面でのサポートは得られますが、親こそ一番重要な土台です。
人生の土台なのです。
アメリカへの留学、たくさんの本が読めたことも、さまざまな勉強ができたことも、親からの資金援助があってのことです。
家族関係の安定なしに、夢の達成はなかったのです。