執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。

死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

「あの人は死ぬまで働くらしいよ。あらあら、お気の毒に」と言う人がいます。

「死ぬまで働く」というのは、少々ネガティブな響きに聞こえるかもしれません。

定年後は年金で悠々自適に暮らせるかのと思いきや、現実は想像と違っていることがあります。

年金はスズメの涙で、経済的な余裕がないなどの理由から、働かなければいけない人もいます。

しかし、死ぬまで働くことを不幸なことだと決めつけないことです。

死ぬまで働くことは、むしろ幸せなことです。

働くことは社会貢献です。

「役割がある」「やれることがある」「やりたいことがある」というのは素晴らしいことです。

仕事をすることは、社会に役立つことをするということ。

社会のために仕事ができることは嬉しいことです。

社会に立っている実感は、生きがいや自己効力感にもつながります。

仕事をしていると、社会とのつながりを持てます。

仕事を通して人との接点が生まれ、コミュニケーションがあったり、お客さんから「ありがとう」と言われたりします。

定年退職後、することがなくてぼうっとした日々を送るくらいなら、何でもいいので仕事をしているほうが充実した日々を送れます。

体力が衰えていて、若いときほど精力的な仕事はできなくても、無理のない範囲で働けば、素晴らしい社会貢献を果たせるのです。

働いているうちはぼけません。

仕事をしていれば、少なからず頭や体を使うことになるので、現役中はぼけないのです。

仕事を通して学びや発見の機会も得られるので、年齢を重ねてもどんどん成長していけます。

仕事による収入もあるので、欲しいものが買える余裕も生まれます。

ときどき旅行に行くこともできるのです。

仕事が充実している人は「生涯現役」という言葉をよく口にします。

本当に仕事が好きでたまらない人は、仕事を辞めたくないので、死ぬまで仕事をしたくなるのです。

死ぬまで働くことを不幸なことだと考える人は、そもそも嫌々仕事をしている人に多く見受けられます。

仕事が嫌なら、自分に合った仕事をすればいいのです。

たとえば、やりやすい仕事、楽しい仕事、好きな仕事などがあります。

収入が少なくても、自分に合った仕事であれば、楽しく働けるし、長く続けられます。

死ぬまで働く人がいるからといって、不幸なことだと決めつけないことです。

「自分が社会に役立っている」という感覚は、生きる糧になります。

死ぬまで働くことは、むしろ幸せなことなのです。

人生100年時代を生きる言葉(23)
  • 死ぬまで働くことは、幸せなことだと考える。
季節の移り変わりは早い。
せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 離婚しても、ネガティブに捉えない。
    「第二章の始まり」と考えよう。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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