執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。

仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

あなたの生活には「仕事に役立たないこと」をしていますか。

「趣味でも遊びでも、少しでも仕事に役立つことがいいだろう」と考える人は多い。

本は仕事に関係するものを読み、テレビや映画は仕事に関係するものを視聴して、旅行は仕事に関係している場所に行く。

仕事に関係のないことは、スキル・キャリア・収入にもつながるわけでもなく、無意味に思うかもしれません。

時間やお金の浪費につながるだけであり、時間とお金の無駄になると考える人もいるでしょう。

仕事に役立つかどうかで、する・しないの判断をしている人も多いのではないでしょうか。

もちろん仕事に役立つことのほうが有益に思えますが、ここが落とし穴です。

仕事に役立つことばかりでは、生き方が息苦しくなって退屈になります。

取り組むことに偏りが生まれ、似たり寄ったりになります。

同じような行動パターンが増えたり新しい刺激も少なかったりして、なかなか自分の殻を破れません。

仕事に役立たないことが1つもないということは、生活のすべてが「合理主義」「効率主義」に偏っています。

日常のすべてが想定内や予定調和になってしまい、人生の豊かさを制限することになるのです。

そこで大切なのは「仕事に役立たないこと」です。

人生には役立たないことが必要です。

仕事に何の役にも立たないものはありますか。

仕事に役立つことも素晴らしいですが、その限りではありません。

登山でも、ダンスでも、旅行でもいいのです。

1つくらい仕事に役立たないことをすることです。

仕事に関係ないことだからこそ、仕事を忘れられます。

仕事を忘れられるから、リフレッシュやストレス解消になるのです。

仕事に役立たないことであっても、後になって仕事に役立つことも少なくありません。

意外な瞬間、気づきや学びをもたらすことは少なくありません。

点と点がつながって線となり、思いもよらない価値や発見をもたらします。

そこで得た知識や発想力が、仕事のヒントやアイデアにつながることがある。

新しい出会いが生まれ、ご縁につながることもよくあることです。

人生では、仕事に役立たないことが1つくらいは必要です。

取り組む理由は「楽しいから」「面白いから」「興味があるから」でいいのです。

「多様性」という言葉が生まれて久しいですが、自分の中にも「多様性」を作り出していきましょう。

何の役にも立たないことは、何かの役に立ちます。

仕事に役立たないことが、人生を豊かにするのです。

人生100年時代を生きる言葉(7)
  • 1つくらい仕事に役立たないことをして、自分の中に多様性を作り出す。
何かを始めるのに、遅すぎることはない。
人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 離婚しても、ネガティブに捉えない。
    「第二章の始まり」と考えよう。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 死ぬまで働くことを、不幸なことだと決めつけない。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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