美しいものを見る機会を、積極的に作っていきましょう。
あなたにとって「美しい」と感じるものなら何でもかまいません。
美しいものには特別な力があり、見ているだけで良い気分にさせてくれます。
心が洗われ、過ごすがしい気持ちになるでしょう。
なぜか元気まで出てくるから不思議ですね。
美しいものを見るといえば、美術館が思い浮かびますが、その限りではありません。
美しいものは、美術館に限らず、私たちの身近にたくさん存在しています。
もちろんあなたの身の回りにも、美しいものが点在しています。
緑の観葉植物、壁に掛けられた絵画、洗練されたインテリア、目を引くデザインの数々。
よくよく見てみると、そこには「美」があり、一見の価値があるのではないでしょうか。
意識すれば、まだまだ見つかります。
道端に目を向けると、草花が生えているでしょう。
空に目を向けると、青空が広がっているでしょう。
夜空に目を向けると、星が輝いているでしょう。
これらも、れっきとした美しいものの1つです。
見慣れているものかもしれませんが、それぞれに美があり、鑑賞の価値があります。
すでに私たちは、美しいものに囲まれていると気づかされます。
美しいものを見ていると、心が癒やされ、ストレスが消えます。
美しいものを見つけることはもちろんですが、それだけではありません。
「美しいと感じる力」を高めることも大切です。
たとえば、淹れ立てのホットコーヒーを見てください。
黒の輝きといい、細かな泡立ちといい、立ち上る湯気といい、コーヒーにも美しさがあることに気づかされるでしょう。
毎日食べる白米にも注目です。
白米の1粒1粒は、小さな真珠のように見えます。
特に炊きたての白米は、ふっくらしていてつやもあり、美しく見えるでしょう。
見慣れたものであっても「鑑賞」という意識で目を向ければ、美しさを見いだせます。
美しいと感じる力を高めれば、気持ちよく過ごす時間が増え、日常の幸福感も高まります。
生活の豊かさの向上につながります。
美しいものを見る時間は、心が洗われる時間です。
美しいものを見る機会を、どんどん作っていきましょう。
美しいものと感じる力を高めて、美術鑑賞の目を養いましょう。
美しいものに触れる機会は、自然とできるものではなく、積極的に作っていくことが大切です。
美術鑑賞は、美術館だけでなく、至るところでできます。
カフェでも自宅でも、会社や学校でも、バスや電車の中などなど。
意識をすれば、あなたが今いる場所で美術鑑賞を楽しむことも可能です。
美しいものに気づき、美しいものを見て、ぜひ美しい心になってください。
生活全体が、大きな美術館です。