旅行の日程を迷うことがあります。
「今年行こうか、来年行こうか。迷うなあ」
旅行はあくまで物見遊山なので、それほど急ぐ必要はないように思われます。
まとまった時間や大きなお金も必要です。
「来年行けばいいではないか」「時間に余裕ができたときでいいだろう」と思うこともあるはずです。
しかし、油断は大敵です。
旅行の時期に迷ったとき、1つ言えることがあります。
海外旅行は「行けるうちに行く」が鉄則です。
たとえば、今年と来年で迷ったら、今年行くのが正解です。
事情がないかぎり、早めに行きましょう。
いざそのときになると、行けない状況になっている可能性があるからです。
大きなけがをしてしまい、身動きが取れなくなっているかもしれません。
親族に不幸があって、旅行自粛の雰囲気になっているかもしれません。
興味関心のベクトルが変わって、旅行に行きたい気持ちが冷めているかもしれません。
仕事を解雇されて金欠になってしまい、旅行どころではなくなっているかもしれません。
「海外」となると、さらに事情が複雑です。
海外は事情が移ろいやすいため、想定外が増えます。
旅行しようと考えていた国で、テロが起きるかもしれません。
何らの感染病が発生するかもしれません。
現地が地震・台風・洪水などの被害で大変なことになっていて、旅行自粛の雰囲気になっていることもあるでしょう。
急に戦争が始まる可能性もゼロではありません。
何らかの事情で、渡航制限がかかることはよくあることです。
いざそのときになると、思いもよらない事情により、行きたくても行けない状況になっていることがあります。
「まさか」が起こるのが人生。
だからこそ旅行は「行けるうちに行く」が正解です。
旅行は「あのとき行っておいて良かった」はあっても「あのとき行かなければ良かった」はありません。
事情があって今年行けないなら別ですが、特に理由がなければ、先延ばししないことです。
「それほど急ぐ必要はないのではないか」と思うかもしれませんが、その油断が後悔のもと。
余計な先延ばしは不要です。
国内旅行であれ海外旅行であれ、善は急げです。
仕事の予定は常に前倒しが基本ですが、旅行の予定についても常に前倒しが基本です。
旅行は、行けるうちに行きましょう。