若いころは周りから「若いね」言われます。
「若くていいね」
「まだまだ若い」
「若くて羨ましい」
周りにいる大人たちから「若い、若い」という言葉を言われ、ちやほやされます。
「若い」と言われると、自分が肯定されてる感じがして嬉しいもの。
自分には価値があって、未来があると思えます。
周りから「若い、若い」と言われるおかげもあって、前向きな気持ちになることが多く、身も心も元気でいられます。
ところが成人を迎えたころから、だんだん様子が変わってきます。
年齢を重ねるにつれて「若い」と言われることが減っていきます。
昔は周りから「若い、若い」と言われましたが、ある程度年齢を重ねると、言われることがぱたりと減る。
中年に差しかかるころには、皆無と言っていいほどなくなくなるのです。
たしかにもう子どもの年齢ではありませんが、若いと言われなくなるのも少しさみしく感じるもの。
「若いと言われることがなくなるのは仕方ない」と思うかもしれませんが、諦めてはいけません。
周りから言われなければどうするか。
自分で自分に言うのです。
自分で言うのはおかしなことではありません。
若さの基準なんて、あってないようなもの。
体の年齢は時間に比例しますが、心の年齢は時間に比例しません。
本人が「若い」と思えば、若いのです。
自分で自分のことを「若い」という時点で、心が若い証拠です。
年齢を重ねていても、活力にあふれていたりチャレンジ精神が旺盛だったりすれば、若いと言えるでしょう。
自分で自分に「若い」と語りかけましょう。
「私はまだまだ若い!」
これでいいのです。
自分に若いと言い聞かせていると、本当に心が若返ってきます。
自分に「若い」と語りかけることで、ポジティブな自己暗示がかかり、心も体も元気になります。
事実、長寿の人たちの会話には「若い」というキーワードがよく登場します。
「心はまだまだ若いから!」
「こう見えても内側は若い!」
「若い人に負けてはいられない!」
若さを保つ秘訣は「若い」というキーワードを自分に言い聞かせることにあります。
中年になっても高齢になっても「若い」と言い続けたい。
心の若々しく保つための魔法の言葉です。
自分に「若い」と語りかける人は、いつまでも心が若々しく保たれます。
「若い」と自分に語りかけ、ヤングなアダルトになりましょう。