「あと10分、あと5分、あと3分……」
趣味にも終了時間があります。
趣味の終了時間が近づくと、タイムプレッシャーを感じますが、慌てないことが大切です。
慌てるのは、余計なミスを招くもと。
読書では、読み飛ばしが発生します。
絵画や陶芸では、タイムプレッシャーで手元が震えて、作品に傷を付けてしまうでしょう。
サッカーでは、つまらないミスをして、相手チームに点を取られてしまうでしょう。
「急げ、急げ」と思えば思うほど集中力は急低下。
そして普段間違えないところで間違えます。
後になって「どうしてこんなところでミスをしたのだろう?」と悔やむことになります。
1つのミスのせいで、今までの努力が水の泡になることも少なくありません。
慌てれば慌てるほど、つまらないミスを招くのが定番なのです。
終了時間が近づくとそわそわしてきます。
終了時間が近づくと「早くしなきゃ!」「切りのいいところまで進めなければ!」と思いますが、慌てないことです。
こういうときこそしっかり自分をコントロールして、平常心を心がけましょう。
たとえ秒読みになっても慌てず、平常心を保つようにしたい。
楽しい趣味が終わるのはさみしいことですが、また次があります。
趣味の終了時間が近づいても、普段通りが大切です。
慌てず、焦らず、いつも通りを心がけましょう。
残り時間が少なくなったらどうするか。
終了時間になった瞬間、ぱたっとやめるのではありません。
終了に向けて少しずつ準備を始めていくのがベターです。
読書・陶芸・絵画であれば、切りのいいところで終了できるよう調整したり、片付けの準備を始めたりします。
運動やスポーツであれば、アクセルを踏むのはやめ、少しずつペースを落としてクールダウンを始めるのが得策です。
着陸態勢に入る飛行機をイメージしてください。
「もう終わってしまうの?」「まだまだ楽しみたい」と心が引かれるところではありますが、また次があります。
二度と趣味ができないわけではありません。
中途半端な終わり方になるかもしれませんが、続きは次の楽しみにすればいいだけです。
名残惜しい気持ちになりますが、これはこれでプラスに働きます。
「早く続きを楽しみたい」と思うようになるので、趣味が長続きします。
中途半端にも、中途半端なりの良さがあるのです。