趣味を楽しむなら、まず予定を立てましょう。
「暇があったら趣味をする」という姿勢になっていませんか。
受け身では、趣味を十分楽しめません。
「暇があったら趣味をする」ということは「暇がなければ趣味をしない」ということです。
私たちはみんな忙しい。
時間に余裕のある人はなかなかいません。
朝から晩までやるべきことに追われています。
いつもばたばたしていて、毎日慌ただしい日々を送っています。
暇があったら趣味をするという姿勢では、いつまでたっても趣味を楽しめません。
まとまった時間が都合良くぽんとできることはありません。
できたとしても細切れの時間であり、趣味を十分楽しむにはほど遠い。
たっぷり趣味を楽しむなら、ある程度まとまった時間時間が必要になります。
趣味は、どんどん積極的に楽しんでいくものです。
大切なことは「時間ができたら趣味をする」という消極姿勢ではなく「時間を作る」という積極姿勢です。
暇ができたから趣味をするのではありません。
趣味をするために暇を作るのです。
つまり「積極的に時間を確保する」ということです。
さあ、スケジュールに趣味の時間を組み込みましょう。
趣味が旅行なら、旅行の計画を立てて、飛行機や新幹線のチケットも今のうちに取っておきます。
どこを観光するか、何をするか、どこに泊まるかなど、決められることは早めに決めます。
今から有給申請を行って時間を確保しておけば安心です。
趣味が映画鑑賞なら、今から映画のチケットを予約して取っておきます。
予約は、正面中央の席からどんどん埋まります。
席は早い者勝ちなので、早いに越したことはありません。
趣味が美術鑑賞なら、展覧会にいく予定を立てましょう。
展覧会によっては入場制限が設けられていることもあります。
今のうちに展覧会のチケットを購入しておけば、今から楽しみにできます。
前売り券やセット券なら安く購入できるのでお得です。
土日で時間が足りないなら、有給休暇を使って、3連休・4連休を実現させればいいことです。
カレンダー通りの大型連休ではなく、自分で大型連休を作ってしまうのです。
有給休暇の取得に抵抗を感じる人がいるようですが、本来有給休暇は労働者に与えられた権利です。
使用者は、正当な理由がないかぎり、有休申請を拒否できないことになっています。
繁忙期を避ければ、嫌な顔をされません。
取得理由は「私用のため」で十分です。
趣味の予定を立てると、モチベーションアップにもつながります。
未来の予定が決まることでわくわくするので、目の前のことにもやる気を持って取り組めるのです。