趣味で注意したいのは、夜更かしです。
趣味の夜更かしは、自然と起こりがちです。
趣味は、楽しくて面白くて幸せいっぱいなので、何時間でもやり続けられます。
趣味には特殊な興奮作用があります。
少々疲れていても、趣味となると、元気が出ます。
不思議な活力が生まれ、脳が活性化されます。
眠気も吹き飛び、カフェインをがぶ飲みしているように、夜になっても眠くならないのです。
楽しさゆえに、時間を忘れて没頭するケースが少なくありません。
いつまで経っても「もっともっと」が繰り返され、つい時間をオーバーしてしまいます。
気づけば深夜になっていて、夜更かしとなっていることがあるのです。
もちろん趣味を満喫するのもいいし、長時間楽しむのもいいのです。
しかし、夜更かしには要注意です。
「まだまだ」「もっともっと」と物足りなく感じるかもしれませんが、自制することも大切です。
夜更かしをすると睡眠不足になります。
翌日の活動に影響が出ます。
「少しくらいいいよね」と思いますが、それが毎日続くと、少しずつ生活リズムが狂います。
寝る時間がどんどん遅くなり、朝起きるのがどんどん大変になる。
いったん生活リズムが崩れると、元に戻すのは想像以上に大変です。
昨日より3時間早く寝たところで、スムーズに寝られるとは限らないのです。
趣味に没頭するのは決められた時間だけにして、就寝時間が来たらさっとやめて、素直に寝ましょう。
「もう少しだけ」と思っても、ぐっとこらえて中断です。
残ったところは、また次の日に持ち越しましょう。
趣味は逃げないので安心してください。
今日できなかったところの続きは、また明日やればいいのです。
中途半端なところでやめるのは切りが悪いように思えますが、実はちょうどいいのです。
「まだ少し物足りない」と思うところでやめるほうが、趣味も長続きします。
名残惜しい気持ちが出てきて、モチベーションの発揮へとつながるのです。