月に一度の給料日は、誰にとっても嬉しい日でしょう。
そんな給料日の直後は大金が入った高揚感でいっぱいなので、財布のひもが緩みやすいタイミングです。
給料日直後の金曜日は、職場の人から飲みに誘われやすいタイミングではないでしょうか。
「1カ月頑張ったんだし、憂さ晴らしもしたい。給料が入ったからさっそく飲みに行こう!」と思ってしまいます。
飲みに行くだけではありません。
給料日の直後は、大きな買い物をしやすいタイミングでもあります。
景気よくぱあっと使いたい衝動に駆られるところですね。
ため込んだストレスを買い物で発散させたい人もいるでしょう。
1カ月間頑張った自分へのご褒美として、前から欲しかったものを買うこともあるのではないでしょうか。
しかし、ここでちょっと待ってほしい。
給料日の直後は、お金の使い方が荒くなりやすいタイミングです。
飲みに行くと、給料が入った高揚感から飲み過ぎてしまいやすい。
1カ月分のストレスを発散するかのような暴飲暴食に走りやすい。
余計な注文が増えたり、時には二次会・三次会が続いたりして、せっかくの給料が勢いよく消えていくのです。
また給料日の直後は、大きな買い物にも注意が必要です。
「給料も入ったんだし、これも買ってしまおう!」
財布のひもが緩んで、衝動買いや余計な買い物をしてしまい、ついお金を使いすぎてしまいます。
普段は衝動買いに気をつけていても、給料日直後は気の緩みから「うっかり」が起こりやすい。
何か1つ買うと、たがが外れてしまい、2つも3つも余計なものを買いやすくなる。
後になって「どうしてこんなものを買ったのだろう」と悔やむこととなります。
お金は、稼ぐのは大変であっても、使うのは一瞬です。
せっかく給料が入っても、飲み会や買い物ではじけると、瞬く間に消えてしまいます。
そして不覚の涙を流すことになるのです。
こうしたことを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
次のルールを心に決めておくことです。
「給料日から1週間は、飲みに行かない、大きな買い物をしない」と。
給料日から1週間は要注意期間として考え、財布のひもを固くして、普段以上の節約を心がけましょう。
職場の人から飲みに誘われても「給料日から1週間は、飲みに行かないことに決めている」と伝えて断ればいい。
前もって伝えておけば、職場の仲間たちはあなたの倹約精神を理解してくれるはずです。
大きな買い物も、給料日から1週間がたってからします。
給料が入って興奮しても、1週間という時間を置くことで、冷却期間となります。
1週間たてば、給料日の興奮が落ち着いているので、冷静な買い物ができるようになります。
飲み会や買い物を楽しむなら、給料日から1週間を過ぎてからにしましょう。