買い物に行くときは、買い物リストが欠かせません。
記憶に自信がない人であっても、リストがあれば安心ですね。
お店に行ってリストを見ながら買い物をするのですが、実際それですんなり終わるとは限りません。
うっかりやってしまうのが「ついで買い」です。
おいしそうなパン・お菓子・フルーツが目に入ると、つい気になってしまう。
おいしそうだったり、いい香りがしたりすると、なかなかスルーするのが難しい。
ちょうどタイムセールをやっているタイミングで、お買い得な食品を見つけることもあるでしょう。
タイムセールをやっていると「買うなら今しかない」という気になってしまう。
最初は買う気がなかったのに、食の欲求がむくむく湧いて、だんだん欲しくなってきます。
「せっかくだから買ってしまおう」と手が伸びる。
気づくと、つい余計な買い物をしてしまうのです。
余計な買い物は余計な出費です。
ついで買いをしない買い物のほうが珍しいくらいです。
なかなかこれを防ぐのは難しい。
意志の強い人ならできるかもしれませんが、自信のない人もいるでしょう。
食欲は人間の3大欲求なので、この衝動を抑えるのはなかなか難しい。
誘惑を振り切るのに苦労する人も多いことでしょう。
この誘惑を減らすには、どうすればいいのでしょうか。
買い物の回数を減らせばいいのです。
たとえば、買い物を週4回から週2回に減らします。
買い物に行く回数を半分にすれば、余計な買い物をする量も半分になるでしょう。
買い物に行くからついで買いをしてしまうのであって、そもそも買い物に行く回数を減らせば、ついで買いも減らせます。
節約できるのはお金だけではありません。
買い物に行く時間も減らせるので、結果として時間の節約にもなります。
都合がつくなら、週1回の買い物でまとめ買いをするのも悪くありません。
買い物に行く回数が減れば、余計な買い物を減らせるので、お金の節約だけでなく、買い物に行く時間も節約できるのです。
プラスアルファのメリットとして、食品ロスの削減もあります。
買い物回数を減らすと、家にあるもので済ませようと工夫するようになるので、自然と残りものが減るのです。