公開日:2022年9月26日
執筆者:水口貴博

心に余裕がないときの30の言葉

15

「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなる。

「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなる。 | 心に余裕がないときの30の言葉

ことあるごとに「疲れた」とつぶやく人がいます。

「疲れたなあ……」

「ああ、疲れた……」

本当に疲れたときであれば、まだ口にするのもわかります。

大きな仕事を終えた後や激しい運動をした後など、心身がへとへとになっているときであれば「疲れた」というのも当然です。

しかし、安易に口にしているなら要注意です。

日頃から口癖になっているなら、できるだけ直しておくほうがいいでしょう。

「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなるからです。

「疲れた」と口にすると、自分が発した言葉を自分の耳で聞くことになります。

疲れの自覚が促されるだけではありません。

悪い自己暗示もかかるようになるため、どっと疲労感が襲ってくるのです。

口に出す言葉は大事です。

たとえそれが軽い気持ちであったとしても、自分の耳で聞くことになります。

疲れていなくても「疲れた」と口にすると、不思議と疲れているような錯覚を覚えます。

ある研究においても「疲れた」という口癖は、脳のパフォーマンスを低下することで知られています。

うそだと思うなら、試してみればわかります。

元気なときであっても「疲れた、疲れた」と繰り返していると、次第にだるさを感じるでしょう。

悪い自己暗示がかかったのです。

疲れやすいから「疲れた」という口癖になるのではありません。

「疲れた」という口癖があるから、疲れやすくなるのです。

「疲れた」が口癖になっている人は、疲れやすい体質になるため注意が必要です。

忘れてならないのは、周囲にいる人への影響です。

ぶつぶつ口にしていると、周囲の人の耳に入ります。

「疲れた」と言われて嬉しい人はいません。

悪気はなくても、相手を不快な気持ちにさせたり元気を奪ってしまったりして、迷惑をかけることがあります。

あまり口癖がひどいと、うっとうしく思われるでしょう。

周囲から距離を置かれ、孤立を促すことにもなりかねません。

心の中で思うことはあっても、口に出すのは慎む

「疲れた」という口癖があるなら、注意しましょう。

言葉遣いは心遣いです。

心の中で思うことはあっても、口に出すのは慎むのが得策です。

少なくとも気持ちの良い口癖ではありません。

禁句ではありませんが、口癖になっているなら、直しておくほうがいいでしょう。

「疲れた」という口癖があるなら、自分のためにも周りのためにも、直しておくことをおすすめします。

「口に出すのは本当に疲れたときだけ」というルールにしておくのが賢明です。

心に余裕がないときの言葉(15)
  • 「疲れた」という口癖があるなら、直す。
世の中に、欠点しかない人は1人もいない。

心に余裕がないときの30の言葉

  1. 余裕ができるから遊び心を持つのではない。
    遊び心を持つから余裕ができる。
  2. 励ましの言葉が浮かばないときは、無理に言葉をひねり出さなくていい。
  3. あなたが不自由なのは「こう思われたい」に縛られているから。
  4. 人生の不調に悩んでいる人は、人生に浮き沈みがあることを忘れていないか。
  5. スマホのホーム画面がごちゃごちゃしていませんか。
    使わなくなったアプリは、どんどん削除しよう。
  6. 出会って早々相手に名前を呼ばれたら、こちらも名前で呼ぶのがマナー。
  7. どんなスポーツにもルーツがある。
    ルーツを知ると、もっと好きになれる。
  8. 自分の趣味を、人に押し付けない。
  9. 疲れやすいのは、窮屈な服や靴のせいではないか。
  10. あなたがモテないのは、出会いがないからではないか。
  11. みんなから好かれるのは不可能。
  12. 身近な人から休むことを勧められたとき、表面的な返事だけになっていないか。
  13. いらいらしたときは、大空に浮かぶ雲を眺めよう。
    ぼんやり眺めているだけで、心が落ち着く。
  14. ただ道を進むのではない。
    道を究めるのだ。
  15. 「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなる。
  16. 世の中に、欠点しかない人は1人もいない。
  17. 社運をかけたことは、おおむね失敗に終わる。
  18. 休むことが苦手な頑張り屋さんは、発想を転換しよう。
    「休むという仕事を頑張る」と思えばいい。
  19. 自慢話で仲は深まらない。
    失敗談で仲は深まる。
  20. どんなに大変な時期も、ずっと続くことはない。
    「今は耐えるとき」と言い聞かせよう。
  21. 本当のプロは、道具に八つ当たりしない。
  22. 「私が責任を取る」と断言するリーダーに、部下はついていく。
  23. 「やる気がないから動けない」はうそ。
  24. 「締め切り日の提出」と「締め切り前の提出」は、似て非なるもの。
  25. 元気がないとき、下を向くのではない。
    元気がないときこそ、上を向く。
  26. 羨ましい気持ちになって終わるのではない。
    心の変換機でパワーに変えるのだ。
  27. バーゲンセールのときほど、財布のひもにご用心。
  28. 全力で逃げるときは、振り返らない、立ち止まらない。
  29. どんなに時間をかけても、判断を誤ることはある。
    判断で大切なのは「時間をかけること」ではなく「熟考」。
  30. 「できて当たり前」というセリフには要注意。

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