執筆者:水口貴博

心に余裕がないときの30の言葉

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社運をかけたことは、おおむね失敗に終わる。

社運をかけたことは、おおむね失敗に終わる。 | 心に余裕がないときの30の言葉

時折ニュースで「社運をかけた○○」というフレーズを見かけることがあります。

「社運をかけた新製品」

「社運をかけたプロジェクト」

「社運をかけた大型買収」

社運とは、会社が栄えるか滅びるかの運命のことをいいます。

まさに会社の運命を決める大きなアクションです。

「社運をかけた○○」と聞くと、大きな勝負に出たことが分かります。

社運をかけた商品・サービスがヒットすれば、一気に売上が伸びて、大きく成長して飛躍できるでしょう。

見ている側としては期待を寄せるところですが、ここで残念なお知らせがあります。

「社運をかけた○○」とつくものは、おおむね失敗に終わると決まっています。

テレビや新聞で「社運をかけた○○」というフレーズを見かけたら、その後の成り行きを観察するといいでしょう。

十中八九、不幸な結末をたどっているはずです。

なぜ社運をかけたことは失敗に終わるのか

なぜ社運をかけたことは失敗に終わるのか。

「ギャンブル」になっているからです。

ギャンブルとは、ハイリスク・ハイリターンです。

ハイリターンは大きな魅力ですが、ハイリスクになっているなら、もはやギャンブルです。

すでに冷静な思考を失っていて、経営のコントロールが利かなくなっています。

社運をかけるということは「失敗したら倒産」ということです。

多くの従業員を抱えている企業が、失敗したら倒産というアクションを取るのはリスクが大きすぎます。

いくら大きなリターンがあるとはいえ、可能性の低いことに大きなリソースを賭けるのは大変危険です。

リスクが大きすぎるアクションを取る時点で、すでに冷静を失っています。

お金がないと冷静を失うのは、個人も企業も同じです。

すでに資金の余裕がなくなっている状態であり、一発勝負に賭けないといけないような窮地に陥っています。

社運をかけることは、経営難に追い込まれた企業が最後の悪あがきですることです。

社運をかけることに取り組み始めたら、その企業はいよいよ終焉しゅうえんが近づいていると考えていいでしょう。

「社運をかけた○○」を見かけたら注意フラグを立てておく

社運をかけることをしている企業には近づかないことです。

「社運をかけた○○」というフレーズを見かけたら、注意フラグを立てておくのが賢明です。

たとえば、自社が社運をかけ始めたら、大失敗が予想できるので、倒産する前に転職したほうがいいでしょう。

社運をかけたことをしている企業には、株でも何でも投資しないのが得策です。

投資をしている企業が社運をかけるようなことをし始めたら、早めに株を売っておくほうがいいでしょう。

心に余裕がないときの言葉(17)
  • 社運をかけている企業には関わらない。
休むことが苦手な頑張り屋さんは、発想を転換しよう。
「休むという仕事を頑張る」と思えばいい。

心に余裕がないときの30の言葉

  1. 余裕ができるから遊び心を持つのではない。
    遊び心を持つから余裕ができる。
  2. 励ましの言葉が浮かばないときは、無理に言葉をひねり出さなくていい。
  3. あなたが不自由なのは「こう思われたい」に縛られているから。
  4. 人生の不調に悩んでいる人は、人生に浮き沈みがあることを忘れていないか。
  5. スマホのホーム画面がごちゃごちゃしていませんか。
    使わなくなったアプリは、どんどん削除しよう。
  6. 出会って早々相手に名前を呼ばれたら、こちらも名前で呼ぶのがマナー。
  7. どんなスポーツにもルーツがある。
    ルーツを知ると、もっと好きになれる。
  8. 自分の趣味を、人に押し付けない。
  9. 疲れやすいのは、窮屈な服や靴のせいではないか。
  10. あなたがモテないのは、出会いがないからではないか。
  11. みんなから好かれるのは不可能。
  12. 身近な人から休むことを勧められたとき、表面的な返事だけになっていないか。
  13. いらいらしたときは、大空に浮かぶ雲を眺めよう。
    ぼんやり眺めているだけで、心が落ち着く。
  14. ただ道を進むのではない。
    道を究めるのだ。
  15. 「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなる。
  16. 世の中に、欠点しかない人は1人もいない。
  17. 社運をかけたことは、おおむね失敗に終わる。
  18. 休むことが苦手な頑張り屋さんは、発想を転換しよう。
    「休むという仕事を頑張る」と思えばいい。
  19. 自慢話で仲は深まらない。
    失敗談で仲は深まる。
  20. どんなに大変な時期も、ずっと続くことはない。
    「今は耐えるとき」と言い聞かせよう。
  21. 本当のプロは、道具に八つ当たりしない。
  22. 「私が責任を取る」と断言するリーダーに、部下はついていく。
  23. 「やる気がないから動けない」はうそ。
  24. 「締め切り日の提出」と「締め切り前の提出」は、似て非なるもの。
  25. 元気がないとき、下を向くのではない。
    元気がないときこそ、上を向く。
  26. 羨ましい気持ちになって終わるのではない。
    心の変換機でパワーに変えるのだ。
  27. バーゲンセールのときほど、財布のひもにご用心。
  28. 全力で逃げるときは、振り返らない、立ち止まらない。
  29. どんなに時間をかけても、判断を誤ることはある。
    判断で大切なのは「時間をかけること」ではなく「熟考」。
  30. 「できて当たり前」というセリフには要注意。

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