集中力を出すためには、否定的なことを考えず、自分を信じることが大切です。
「それでもやっぱり悪く考えてしまう」という人は、思い切って失敗することを前向きに考えてしまいましょう。
いわゆる「開き直り」です。
私はいつも仕事で「これはどう考えても叱られるな」というときがあります。
仕事で失敗したり、できなかったりするときです。
そんなときに「どうしよう、どうしよう……」と繰り返し考えていても疲れるだけです。
こういうときには開き直って「よし、叱られに行こう!」と考えることにしています。
今まで否定していた考えを、肯定してしまうことになります。
たしかに失敗することは残念なことですが、開き直りの考え方を身につけてからは精神状態が安定するようになりました。
否定さえも、前向きに考えてしまうのです。
私は上司に「もう面倒だから叱られに行ってきます」と言ってしまいます。
私が叱られに行く後を上司が追いかけて「おいおい、ちょっと待った」と引き止めようとするくらいです。
逃げ場のないことを考えても仕方ないのです。
どうすることもできないのに、どうにかしようとしても、無理は無理です。
無理なことを無理してやろうとせず、もう無理であることを受け入れてしまうのです。
それが結果として「叱られに行く」という行動に出ます。
私は仕事の中では、よく叱られています。
叱られに仕事に行くようなものです。
マイナスをプラスに変えていくと、精神的に楽になるのです。