執筆者:水口貴博

日常の新たな風情を発見する30の言葉

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新鮮な光景は、雨の日にある。真上を向いて、雨粒を落ちてくる様子を見てみよう。

新鮮な光景は、雨の日にある。真上を向いて、雨粒を落ちてくる様子を見てみよう。 | 日常の新たな風情を発見する30の言葉

新鮮な光景は、意外と身近なところにあります。

それは雨の日です。

「雨なら見たことがある」「よくある普通の光景ではないか」と思うかもしれません。

雨が降っているところを見たことがあるかと聞けば、100人中100人が「ある」と答えるでしょう。

たしかに雨は特別な光景ではありませんが、実は「見落としている視点」があります。

雨が降っているとき、真上を向いてみてください。

斜め上ではなく、首を大きく傾け、完全に目線を真上に向けます。

雨粒が落ちてくる様子がはっきり見え、普段と違った光景を楽しめるでしょう。

真上から雨粒が真っすぐ落ちてくる様子は、なかなかユニークで面白い。

無数の小さな水の粒がびゅんびゅんこちらに向かってくる。

水鉄砲の水が飛んできているように見えるかもしれませんね。

ちょっとはらはらどきどきして刺激的ですが、もちろん危険なものではないので安心してください。

雨を見ることはよくありますが、真上を向いて雨粒が落ちてくる様子をじっくり眺めることは意外と少ないのではないでしょうか。

そもそも雨の日は傘を差しているので、真上が視界に入ることはほとんどありません。

真上を向いていると、冷たい雨粒が顔面を直撃するでしょう。

大きめの雨粒であれば、顔のツボを押しているようにも感じられて気持ちいい。

ときどき雨粒が目の中に入ることもありますが、ご愛嬌あいきょうです。

普通の雨がちょっと目に入るくらいは健康に影響ありません。

清涼感のある、天然の目薬を差したと思えばいいことです。

さらに目線を遠くへ移し、雨雲にも目を向けてください。

「この灰色の雲が雨を作っているのか」と思うと、自然の偉大な営みが感じられ、感慨深いものがあります。

よく見ると、灰色の濃い部分と薄い部分が混じり合っていて、目を楽しませてくれるでしょう。

晴れた日の雲も味わい深いですが、雨の日の雨雲も味わい深いものがあります。

たまには真上を向いて雨が降る様子を見るのも、なかなか新鮮です。

ちなみに小雨のときと大雨のときでは見え方が違うので、興味があればそれぞれ試してみてください。

落ちてくる雨粒を鑑賞してみることも、童心に返るポイントの1つです。

大自然があなたにプレゼントする、天然の水鉄砲です。

日常の新たな風情を発見する言葉(21)
  • 雨の日、真上を向いて、雨が落ちてくるところを見て楽しむ。
掃除は、始めるまでが大変。
始めてしまえば、楽になる。

日常の新たな風情を発見する30の言葉

  1. 私たちの頭の上には、いつも「笑顔の雲」が浮かんでいる。
  2. 食べ物にも「表情」がある。
  3. 桜が散ると、みんな見向きもしなくなる。
    散った後の桜も、鑑賞を楽しもう。
  4. にわか雨は、天からのサプライズプレゼント。
  5. チャンスは、何でもない普通の日常にある。
  6. どんな仕事でも、誰かが見ている。
    究極は、天の神様が見ていると考える。
  7. 人は誰でも、神秘と奇跡の存在。
  8. 歩きながら眺めるより、足を止めて眺めるほうが、感動も印象も深くなる。
  9. 無邪気に遊ぶ子どもを見て、うるっとくることはありませんか。
  10. 傘立てに傘を置くとき、その人の心と未来が見える。
  11. デートスポットは、1人で行くのが醍醐味。
  12. セミやスズムシの鳴き声の感じ方は、あなたの心を反映している。
    うるさく感じたら、心に余裕がなくなっている証拠。
  13. 繁華街を歩くことは、時代の空気を学ぶ屋外授業。
  14. 新発見は「歩き慣れた道」にある。
  15. 夜空に浮かぶ月には、時代を越えた感動がある。
  16. エールを送ることは美しい行為。
    頑張る人にエールを送るあなたは美しく輝く。
  17. 大変な仕事だから良いわけではない。
    楽で簡単な仕事だから悪いわけでもない。
  18. あなたには「雰囲気」がある。
  19. まな板は毎日、傷つく仕事に堪えて頑張っている。
    まな板に感謝してしすぎることはない。
  20. 勝負所の判断をするのは、自分。
    勝負所は、いくつあってもいい。
  21. 新鮮な光景は、雨の日にある。
    真上を向いて、雨粒を落ちてくる様子を見てみよう。
  22. 掃除は、始めるまでが大変。
    始めてしまえば、楽になる。
  23. 花を見る人はいても、茎や枝を見る人は少ない。
    茎や枝にも鑑賞の価値がある。
  24. 当たり前の話に、1つの無駄もない。
  25. 夕日は、太陽からあなたへのプレゼント。
  26. 迫り来る前方景色を楽しめるのは、先頭車両だけ。
    遠ざかる後方景色を楽しめるのも、末尾車両だけ。
  27. 訴求力を高めるには、文字サイズを大きくすることが必要。
  28. つまらなそうなことを「面白そうだ」と思えば、本当に面白く感じてくる。
  29. 季節外れのスキーやスノーボードを楽しむ。
  30. 「この景色に出会えてよかった」という瞬間を作るには、外に出なければいけない。
    さあ、冒険の旅に出よう。

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