あなたは「自分の雰囲気」に意識を向けたことはありますか。
自分はどんな雰囲気の人間なのか、客観的にチェックしたことはあるでしょうか。
雰囲気は、そこに漂っている一定の空気です。
「場所」「状況」にあるものと思われがちですが「人」にもあります。
もちろんあなたにも、雰囲気があります。
あなたが人を見たとき「明るい雰囲気だな」「落ち着いた雰囲気だな」と感じることがあるように、あなたにも雰囲気があります。
あなたの全身から発していて、周りにそれ相応の印象を与えています。
いつの間にか周りに与えている影響ですから、無視できません。
あなたの雰囲気が変われば、同じ人でも、別人のように見られます。
そのくらい雰囲気とは、影響の大きなものです。
雰囲気は、1つの要素で決まるものではありません。
「雰囲気=外見」と思われがちですが、それは雰囲気を構成する要素の1つにすぎません。
表情、姿勢、価値観、話し方、ファッションなど、複数の要素が組み合わさって総合的に決まります。
自分の雰囲気を感じ取ることも、メタ認知の1つです。
客観的な視点から、自分の雰囲気をチェックしてみてください。
暗い雰囲気が出ているのか、明るい雰囲気が出ているのか。
怖そうな雰囲気が出ているのか、優しそうな雰囲気が出ているのか。
子どもっぽい雰囲気が出ているのか、大人っぽい雰囲気が出ているのか。
イメージどおりの雰囲気が出ているならいいのですが、そうでなければ改善の余地があります。
モテる人になりたいなら、魅力的な雰囲気を出すことが必要です。
上品な人になりたいなら、洗練された雰囲気を出すことが必要です。
大人らしさを強調したいなら、威厳や風格のある雰囲気を出すことが必要です。
修正点を見つけて、理想のイメージに向けて整えていきましょう。
雰囲気は、ある瞬間だけ出るものではなく、常にあなたから発しているいるものです。
たとえば、今この瞬間も、あなたから何らかの雰囲気が出ています。
自分の雰囲気に注意を向けて、理想の雰囲気に整え、なりたい自分になりましょう。