「自分を信じている」と言いつつ、直感を無視する人がいます。
「直感は当てにならない」
「直感には根拠がない」
「直感なんて単なる気のせいだろう」
直感を信じ切れないところがあり、いつもスルーしています。
たしかに直感には根拠に乏しいところがあります。
理由を尋ねられても「なんとなく」という答え方しかできないことが多い。
ぼんやりとしたところがあって、心から信じ切れないところがあるでしょう。
直感が正しいとも限りません。
直感が間違いというケースも少なくありません。
自分を信じたくても、直感については無視するケースがあります。
しかし、これはちょっとおかしいのです。
自分を信じると言いながら、直感を無視するのは矛盾しています。
直感は、必ず自分の中から生まれたものだからです。
普段私たちが経験したことは、忘れているのではなく、潜在意識の中に蓄積されています。
直感は、過去の膨大な記憶や経験がベースになっています。
ある場面に差しかかったとき、頭の中で無意識に過去から似た状況を検索します。
そこでヒットしたものが、直感として顕在意識に現れるのです。
もともと自分の過去の体験がベースになっているため、根拠は説明できなくても、結果的に正しい場合が多いのです。
自分を信じているなら、直感も信じましょう。
理由や根拠はなくてもいいのです。
「なんとなく」でいい。
自分のつじつまを合わせてください。
直感に従って行動することは、自分を信じて行動したことになります。
「危ない!」と直感したら、避けておくのがいいでしょう。
「これだ!」と直感したら、近づいてみるといいでしょう。
根拠は説明できなくても、結果的に正しい場合が多いはずです。
たとえ直感が間違っていたとしても、自分を信じた結果になるのですんなり受け入れることができるでしょう。
つまづいて転んだら、また起き上がって進めばいいだけです。
直感を通して、潜在意識からのメッセージを受け取ってください。
直感に従って生きていけば、自分らしい生き方も実現できます。