不安を解消させるために欠かせないことがあります。
「具体的なアクション」です。
天に祈ったところで不安は解消されません。
じっとしているだけでは不安は解消されません。
何もせずぼうっと夢を見ているだけでは、単なる現実逃避です。
むしろ不安が大きくなるだけです。
じっとしていると余計なことを考えてしまい、悪い妄想がどんどん膨らんでいくのです。
何もしなくて自然と不安が解消されるケースもゼロではありませんが、それは運がよかっただけです。
まず不安を解消するには何をすればいいか、しっかり考えましょう。
できないことではなく、できることを考えます。
今の不安を解消するために、何かできることがあるはずです。
きちんと頭をフル回転させて、不安の解決方法を考えてください。
時間がかかりそうなら、きちんと計画を立ててください。
1つでもいいので、できることを探すことが大切です。
「どうしようもない」と思うこともあるかもしれませんが諦めてはいけません。
普通に考えてできないことなら、知恵を働かせてアイデアを出してください。
一度に取り組めないなら、2回や3回に分けるなどして取り組みやすくしてください。
自分の力だけでできないことは、人と協力して進める方法もあります。
本気になって考えれば、何か1つくらいできることがあるはずです。
有効な方法が見つかれば、きちんと行動を起こしましょう。
机上プランで終わらせるのではなく、手と足を動かすことです。
できる範囲でかまいません。
小さなことでもいいので、具体的なアクションを起こすことが大切です。
健康診断で異常が見つかったら、そのまま放置するのではなく、きちんと精密検査を受けることです。
今日中に精密検査を受けられなくても、今すぐ予約を入れるくらいならできるはずです。
苦労が必要だったり時間がかかったりすることもあるでしょう。
不安が小さくなるためなら意味があります。
お金がかかるなら「不安を小さくするための費用」と考えてください。
時間やお金が足りないなら、できる範囲で心がけましょう。
一度にできる必要はなく、完璧に解決できなくてもいいのです。
10のうち、1ができればいい。
100パーセントである必要はなく、60パーセントや70パーセントでかまいません。
具体的なアクションはあればあるほどいい。
アクション、アクション、またアクションです。
現実を変えるのは、行動のみです。
具体的なアクションを起こすから物事が解決していき、不安が小さくなります。
少しでも不安を小さくできればOKです。