引っ込み思案の克服として「一人暮らし」が有効です。
もちろん実家で暮らすのも悪くありません。
家族がいると、話し相手がいるので精神的にも楽でしょう。
住み慣れた環境は、快適で居心地がよく、リラックスできるはずです。
実家暮らしは、一緒に暮らす人がいるので、孤独や寂しさを感じることが少ないでしょう。
「住み慣れた環境から離れたくない!」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、親がそばにいると、つい頼ってしまいます。
勝手に食事が出てきて、洗濯をしてくれ、部屋も掃除してくれます。
何もしなくても、暮らしていけるのが実家。
「自分は何もしなくていいよね」という状態になります。
楽ではありますが、楽だからこそ、なかなか引っ込み思案を克服できません。
そこで、勇気を出して一人暮らしを始めてみませんか。
一人暮らしを実現するとき、さまざまな感情が湧いてくるでしょう。
「夜が怖い」
「不安がある」
「孤独が怖い」
「親が恋しい」
「寂しさに耐えられるか不安」
さまざまな不安・心配があるかもしれませんが、挑戦から逃げていては引っ込み思案を克服できません。
引っ込み思案を克服するには、少なからず積極的にならざるを得ない状況に自分を追いやることが必要です。
1人で寝たり起きたりしなければいけない。
1人で家事をしなければいけない。
何をするにも、1人で生活しなければいけない。
自己管理能力が求められるため、嫌でも積極的にならざるを得なくなります。
家賃が心配なら、安い物件を選べばいいだけです。
ボロアパートでも住めれば十分。
家賃の安いボロアパートでも、内装を工夫すれば、おしゃれに変えることができます。
女性の一人暮らしが心配なら、女性専用のアパートという選択肢があります。
少しくらい古いアパートでも、セキュリティーが整っている物件なら安心でしょう。
親が反対するなら、実家の近くにアパートを借りることを条件にすれば、説得しやすくなるでしょう。
実家近くのアパートであっても、一人暮らしに変わりありません。
古いアパートであろうと、実家の近くであろうと、住めれば十分。
自分から殻を割って勇気を出さなければ、心を鍛えることはできません。
あくまで引っ込み思案を克服することが目的ですから、一人暮らしを実現させることが大切です。
一人暮らしに慣れてしまえば、意外と実家暮らしより快適に感じることも少なくありません。
引っ越しの出費や手間暇はかかりますが、自立心を養うなら、挑戦する価値はあります。
一人暮らしを通して、自立心が養われるのです。