引っ込み思案の人は、人前に出ることがおっくうです。
内向的で消極的なので、人前に出るのを嫌がることが多い。
基本的に話しかけられる側になっていて、あまり話しかける側になることはありません。
しかし、じっとしているだけでは、引っ込み思案を克服できません。
人前に出るのが苦手とはいえ、人と接する機会から逃げていては、引っ込み思案の克服は難しいのが現実です。
人に慣れるためには、人と接することが欠かせません。
人前に出ることは、少なからず「慣れ」があります。
自分から人と接する機会を作り、会話の場数をこなすことで、人にも会話にも慣れることができます。
パーティーや交流会など、自分から人前に出る機会を作っていくことが大切です。
「引っ込み思案は、それができなくて苦労している」
そう思ったあなたに、ぜひ意識してほしいことがあります。
「好きなことを通して人前に出る機会を作る」というポイントを意識してください。
ただ人前に出る機会を作るのではありません。
好きなことを通して、人前に出る機会を作ってみましょう。
好きなことならわくわくできるので、自然と積極的な気持ちが出やすくなるでしょう。
注意の向く方向が「人前に出ること」から「好きなこと」に変わるので、恥ずかしさも軽減します。
たとえば、趣味のサークルです。
趣味のサークルなら、自分の好きなことなので、わくわくした気持ちで参加できるでしょう。
同じ趣味の人同士ながら、会話も弾みやすくなるはずです。
「もっと話したい」「もっと人と関わりたい!」という自然な欲求が湧いて、勇気も出るはずです。
興味関心のあるイベントに参加してみるのもいいでしょう。
音楽イベント、産業イベント、トークイベント、ゲームイベント、アニメイベント、スポーツイベント。
普段は引っ込み思案の人でも、好きな気持ちが強いことなら、自然と積極的になれるでしょう。
人や会話にある程度慣れたら、普通の交流会やパーティーにも参加していくようにします。
自分の成長に合わせて人付き合いのレベルを上げていけば、無理なくステップアップできるでしょう。
まず好きなことを軸にして、人と接していきましょう。
自分を変えるには、勇気を出して踏み出すことが必要です。
何もしないでじっとしているよりは、はるかに建設的です。